ギリシア神話-50 テバイを巡る争い

オイディプスが王位を退いた後、クレオンが国を治めていましたが、オイディプスの息子が成人すると2人の息子が1年交代で王位に就くことになりました。しかし、兄のエテオクレスがそれを反故にして、弟のポリュネイケスを国から追放してしまいました。弟はアルゴスに身を寄せ、力を付けるとテバイを巡って争いを仕掛けます。

ギリシア神話-49 英雄オイディプスの悲劇

前回テバイの王となったオイディプス。本人はしらずが実父を殺し、いつのまにか実母と婚姻を結び、子供をもうけました。一見そのまま幸せに過ごすかと思いきや、やはりそういうわけにいかず、国に災いが起こり始めました。助言を求めた預言者テイレシアスの口から出た言葉からオイディプスと家族は過酷な運命に翻弄されることになります。

ギリシア神話-48 英雄オイディプスとスピンクス

今回も英雄オイディプスについて書いていきます。テバイで生まれすぐ親に捨てられるという、過酷な運命に翻弄されるオイディプス。彼は知らずのうちに、実父ライオスを殺してしまいます。そして、故郷(と思っている)コリントスに戻ることが出来ないので、テバイに渡ることにしました。そこでまた数奇な運命を迎えることになります。

ギリシア神話-47 英雄オイディプスと父ライオス王

今回からオイディプス王を紹介していきます。オイディプスに関しては、英雄というよりは王という紹介のされ方が多く「エディプスコンプレックス」の語源にもなっています。彼はテバイの伝説的王です。知らずのうちに父を殺し、知らずのうちに母と交わり子を作るという悲劇が有名ですが、スピンクス退治のエピソードなんかもあります。

ギリシア神話-46 英雄テセウスの他エピソード

前回見事ミノタウロスを退治したテセウス。悲劇により父アイゲウスを亡くし、正式に王位を継ぐことになりました。有名なテセウスのエピソードはここまでなんですが、彼はアテナイに迎え入れられるまで、そしてアテナイの王となってからも様々な冒険をしました。今回はそんな冒険を軽く紹介するのと、テセウスの最後について書きたいと思います。

ギリシア神話-45 英雄テセウスとミノタウロス

今回も前回に続いて、ギリシア神話の英雄テセウスのことを紹介したいと思います。 前回はテセウスが誕生して、ミノタウロスの退治を決意するまでの部分を紹介しましたが、今回はその続きになります。 僕が記事にしている英雄は共通して怪物退治のエピソードを持つんですが、そんな勇敢な英雄の中でもテセウスは少し印象が違います。

ギリシア神話-44 英雄テセウスの生い立ちと旅立ち

今回はギリシア神話の英雄テセウスのことを紹介したいと思います。彼は伝説的なアテナイの王で、クレタのラビュリントスに幽閉されたミノタウロスを倒したことで知られる勇敢な英雄です。テセウスもイアソン同様2〜3回で紹介できればな。と思っています。今回は初回ということで、イアソンの生い立ちから旅立ちまでを書いてみたいと思います。

ギリシア神話-43 英雄イアソンに向けられる愛憎

今回で英雄イアソンの話は一旦終わりとなります。 ヘラクレスに比べるとかなり短かったのですが、むしろヘラクレスでダラダラやり過ぎたと反省しています。笑 今回はラストに相応しいタイトルでイアソンに向けられる愛憎から起こる悲劇的な内容となっております。 次回からは同時代を生きた別の英雄テセウスを紹介していこうと思います。

ギリシア神話-42 英雄イアソンと黄羊の毛皮

前回アルゴー船による航海の末に、コルキスについたイアソン率いるアルゴナウタイ。 今回の冒険の目的は、コルキスの王の持つ黄羊の毛皮を持ち帰り、イアソンが故郷イオルコスの王位をペリアスから奪還することです。 危険な航海を乗り越えてきたイアソンらですが、果たしてコルキスの王はその金羊の毛皮をすんなり渡してくれるのでしょうか?

ギリシア神話-41 英雄イアソンの旅立ち

前回までは英雄ヘラクレスのことを書いてきましたが、今回からはイアソンという英雄のことを書いていきたいと思います。イアソンはヘラクレスと同時代に活躍した英雄で、アルゴー船でコルキスの黄金の羊の毛皮を探し求めた冒険が有名です。今回はそんなイアソンの生い立ちと、アルゴー船による旅立ちについて書きたいと思います。