北欧神話-17 トールのウートガルズ遠征-1

今回はトールが、巨人の国を旅して冒険する話を紹介したいと思います。前回は女装して「トール子ちゃん」とかふざけて書いてましたが、今回は男気溢れるエピソードとなっています。先にネタバレすると、このエピソードでトールは勝利を収めることはありませんが、その強さだけでなく、彼の持つ寛容さが個人的に好きなエピソードです。

北欧神話-16 盗まれたミョルニル-2

前回の続きで、大槌ミョルニルを巡っての冒険を書いていきます。ミョルニルがヨートゥンヘイムの巨人スリュムに盗まれてしまい、なんとかしてそれを取り返したいアースガルズの神々。アースガルズの番人で、未来を見ることができるヘイムダルが出した作戦は、トールに花嫁の格好をさせてヨートゥンヘイムに送り、敵を欺くといったものでした。

北欧神話-15 盗まれたミョルニル-1

今回はオーディンの息子トールの話を書きたいと思います。ある朝目覚めると、トールのミョルニルが見当たりません。どうやら何者かに盗まれたようです。そこでロキはフレイヤに鷹の羽衣を狩りて、ミョルニルを探すことにしました。やがてヨートゥンヘイムに差し掛かったところで、ロキはミョルニルの在り処を突き止めるのですが・・・。

北欧神話-14 オーディンとクヴァシルについて

今回はオーディンがコソ泥のように巨人からお酒を盗む。という話を紹介したいと思います。とはいえ、このお酒はただのお酒ではありません。それを飲めば、たちまち詩の才能に溢れるという魔法のお酒です。個人的にこの話はツッコミどころが多く、生理的にうけつけにくい部分もあるんだけど、北欧神話って結構こういうシーン多いんですよね。

北欧神話-13 ニョルズとスカジの結婚

前回2回に渡って、若さの女神イズンが誘拐された話を書きました。結果的に、イズンも若さのリンゴも無事にアースガルズに戻ってきて、誘拐犯のシアチも倒されました。しかし、この話はここで終わるわけではなくて、まだ続きます。シアチにはスカジという、娘がいまして、父がアースガルズの神々に殺された知って乗り込んできます。

北欧神話-12 若さの女神イズン-2

今回は前回の続きとなります。オーディン、ロキ、ヘーニルが旅の道中、シアチという巨人が化けた鷲に出会い、ロキが拐われてしまいます。ロキが開放される条件は「若さの女神イズンと黄金のリンゴを持ってくること」でした。もともと忠誠心というものがないロキは、その条件を受け入れ、シアチにイズンを渡してしまいました。

北欧神話-11 若さの女神イズン-1

今回は若さの女神イズンについて紹介したいと思います。アース神族の神々には秘密(?)がありまして、このイズンが育て管理する「若返りのリンゴ」を食べることで若さをと繁栄を保っているのです。で、このリンゴはイズンにしか扱うことができません。しかし、今回はそんな彼女が誘拐されてしまい、大変なこと・・・というお話です。

北欧神話-10 リーグの詩

今回はオーディンの息子ヘイムダルが活躍するエピソード「リーグの詩」という話を紹介したいと思います。 概要としてはヘイムダルがアースガルズからミズガルズ(人間たちの世界)に渡り「リーグ」と名乗りながら、人間の世界を回り、人間に今までなかった、「奴隷」「農民」「貴族」などの社会階級を作った。というものになっています。

北欧神話-9 ニョルズ、フレイ、フレイヤについて

今回紹は、ヴァン神族出身で、アースガルズにやってきた、ニョルズと、その双子の子フレイとフレイヤを紹介したいと思います。 この3人はアース神族とヴァン神族が戦争になり、長い戦いの末、両属が疲弊しきった時に、和解の証(人質)としてアースガルズにやってきました。 その後はアース神族として登場し、様々なエピソードがあります。

北欧神話-8 オーディンの息子たちについて

今回は前回のトールに続いて、オーディンの息子たちを紹介していこうと思います。北欧神話のクライマックスやラグナロクに関することは、後々の記事で詳しく書いていく、というスタイルでいくので、この記事ではそのあたりには触れずに書こうと思って書きました。結果、かなり薄っぺらい紹介になってしまいました。(苦笑)