国道480号線を探索ツーリングしてきました。



先日行った国道175号線ツーリングですが、自分の中では思った以上に楽しかったです。
で、今回は大阪から和歌山への帰省がてら国道480号線ツーリングをすることにしました。
国道480号線は、大阪府泉大津市の「穴田」交差点から、和歌山県有田市の「有田大橋北」交差点を結ぶ約147Kmの道です。

今回のルート

今回も走ったルートの紹介から入ります。

基本的には国道480号線を走ったのですが、一部寄り道などで脱線しています。
あと、今回は地図にアルファベットを書いていますが、後述の各地点のおよその位置です。

前回に比べると、今回は帰省がてらのツーリングですので、帰路はないから、少し短めでして、約160Kmくらいですね。

A.始点の「穴田」交差点

今回は、朝すこしゆっくり目に出発をして、始点の「穴田」交差点を目指しました。
「穴田」交差点は、大阪と和歌山を結ぶ国道26号線上にありますので、すぐに見つかりました。

B.父鬼町

いつも通り過ぎるだけの父鬼町だけど、今回はなんとなく散策しました。
地名の由来については、役行者に仕える前鬼の一族が移り住んだ、つまり鬼(の末裔)が住んでいたとか、鬼が現れたことがあるとか、子供が父親を捜して槇尾山にいったら鬼になった・・・とかいろんな説があるみたいです。
河内長野市には古い地名で「鬼住村」というところがあって、そこには「母鬼」がいたとか、また父鬼町のすぐ近くには「九鬼町」という9人の鬼が住んでいたという言い伝えがあったり・・・と、このあたりは鬼エピソードがてんこ盛りのようです。

それに関係してかな?前鬼からすると主人にあたる役行者様の像が祀られていました。

C.旧道は通行止め区間がある

本当は快適になった480号線だけでなく、旧道も走りたかったのですが、写真のとおり通行止めとのことなので、今回は断念・・・。

D.串柿の里付近

串柿の季節は10月くらいからと聞いてきるので、今回は当然見ることはできません。
でもきっとこの鉄柵に柿が吊られるんでしょうね。


シーズンになったら改めて訪れてたいもんです。

また途中で「大師井戸」と書かれた案内板をみかけまして、寄ってみました。
こうやって、変に歩く距離が長くなって体力を消耗するのが僕の悪い癖なんですが、今回は距離も短くてよかったです。(笑)


しかし、弘法大師様はどこにいってもこの手のエピソードがありますね。

で、その後は「道の駅くしがきの里」でコーヒータイム。
ここは毎回帰省で通るので、僕の中ではお馴染みのスポット。
おそらく一番訪問回数の多い道の駅ですね。

E.紀伊神谷駅と極楽橋駅

途中で国道480号線を外れまして、秘境駅として名高い紀伊神谷駅と、極楽橋駅に寄りました。
電車できたことはあるんですが、バイクでくると改めて回りには民家以外ほとんど何もない、秘境というカンジでした。


紀伊神谷駅の近くにはカフェができていまして、極楽橋との距離は2kmくらい。
電車とケーブルカーで高野山を満喫した後に、一駅歩いてカフェで休憩・・・ってのも楽しそうです。

F.高野山

高野山で昼食。


奥の院駐車場では偶然にもX(Twitter)で交流している方と遭ってびっくり。

G.道の駅しみず

H.あらぎ島

あらぎ島は2年ほど前にもきていますが、季節によって棚田の見た目が変わるので、飽きないです。

I.蔵王橋

蔵王橋は二川ダムに架かる赤い吊橋で、橋はメッシュ状になっているので、橋の上から水面を覗くとなかなかスリルがあります。
長さが約160mくらいあって、子供とグリコ(じゃんけん)なんかしながら進むと楽しかったりします。
※ただ、揺れるので、他の観光している方がいない時に限りますが・・・。

J.粟生の巌(あおのいわお)

粟生の巌は高さ約25m、底部まわり100mの巨大岩で、岩倉神社の御神体です。
岩倉神社は727年にできているのですが、その名前の由来になっていたり、この付近は以前は「岩倉村」だったそうです。
日本では古来より巨岩を崇める風習があるので、原始の時代より信仰の対象であったと伝えられています。

K.国道480号線の終点「有田大橋ガード下」交差点

で、最後は国道480号線の終点「有田大橋ガード下」交差点です。

他気になったもの、撮影したもの

今回ツーリングしたルートではとにかく途中で、吊橋が多かったイメージなんですが、こちらはもう使われていない様子。

こちらはバイクでも通行できるタイプの橋。

これは橋の跡?X(Twitter)に投稿したら、面白い回答がw

いや~しかし、走る国道決めて、ブラブラ散策ツーリングするの楽しいっす!
しばらく月に1~2回やっていきたいです。