2018年8月からの記事について

あっという間に7月も終わりです。 梅雨が明けたのがせめてもの救いなんですが、僕は四季の中でも夏が一番苦手なので、苦痛はまだまだ続きます。笑 特に今月は異常なほど暑くて、この暑さがまだまだ続くと思うと辟易しますね。 まぁ夏こそ外に出てもロクなことないですし、家にこもって読書とかゲームにうってつけの季節だと思います。

ギリシア神話-43 英雄イアソンに向けられる愛憎

今回で英雄イアソンの話は一旦終わりとなります。 ヘラクレスに比べるとかなり短かったのですが、むしろヘラクレスでダラダラやり過ぎたと反省しています。笑 今回はラストに相応しいタイトルでイアソンに向けられる愛憎から起こる悲劇的な内容となっております。 次回からは同時代を生きた別の英雄テセウスを紹介していこうと思います。

ギリシア神話-42 英雄イアソンと黄羊の毛皮

前回アルゴー船による航海の末に、コルキスについたイアソン率いるアルゴナウタイ。 今回の冒険の目的は、コルキスの王の持つ黄羊の毛皮を持ち帰り、イアソンが故郷イオルコスの王位をペリアスから奪還することです。 危険な航海を乗り越えてきたイアソンらですが、果たしてコルキスの王はその金羊の毛皮をすんなり渡してくれるのでしょうか?

小泉八雲について

普段あまり怪談って読んでないな。と思って、ラフカディオ・ハーンという人の「怪談・奇談」という本を読みました。読むまでこのラフカディオ・ハーン=小泉八雲ってことを知りませんでした。(汗)小泉八雲って名前だけは何となく知っていたんだけど、特に作品も読んだことがなくて、今回は「どんな人なんだろう?」と思って調べてみました。

ギリシア神話-41 英雄イアソンの旅立ち

前回までは英雄ヘラクレスのことを書いてきましたが、今回からはイアソンという英雄のことを書いていきたいと思います。イアソンはヘラクレスと同時代に活躍した英雄で、アルゴー船でコルキスの黄金の羊の毛皮を探し求めた冒険が有名です。今回はそんなイアソンの生い立ちと、アルゴー船による旅立ちについて書きたいと思います。

ギリシア神話-40 英雄ヘラクレスの最期

今回でヘラクレス関連の記事もようやく最後となります。 数ある英雄の中で、最も多いエピソードを持つヘラクレスとは言え、一人の英雄を紹介するのに15回以上かかってしまいました。 でも他の(僕が紹介しようと思っている)英雄達は、ヘラクレスに比べるとかなりエピソードが少なく、コンパクトにできそうなので安心しています。(笑)

ギリシア神話-39 英雄ヘラクレスの他エピソード

先月から12回に渡って、ヘラクレスの成し得た10の難業について書いてきました。ヘラクレスに関しては難業以外にもかなりの数のエピソードがありますが、細かく挙げだすとキリがなさそうです。既に書いた他の記事とも関連して紹介していたものもありますので、今回は薄~くヘラクレスの他のエピソードを紹介したいと思います。

ギリシア神話-38 英雄ヘラクレスと10の難業(12)

今回でいよいよ最後の難業となります。 ヘラクレスを亡き者にしたいエウリュステウスとしても、もう後がない(と思ったかどうかは知りませんが。)ということで、最後を締めるのに相応しく困難な難業を命じてきました。 その内容は 「地獄の番犬ケルベロスを連れてこい」 というものでした。 今までは、あくまでも地上、つまり人間の世界でのことでしたが、今回は「冥界」まで行く必要があるのです。

ギリシア神話-37 英雄ヘラクレスと10の難業(11)

今回エウリュステウスがヘラクレスに命じたのは 「ヘスペリデスの守る黄金のリンゴの実を取ってこい」 でした。 アマゾンの腰帯に続いて、また「持ってくる」といった内容の難業になります。 ヘスペリスはニンフ(地上に住む美しい女性の精霊)です。 ヘスペリスが単数形、ヘスペリデスは複数系のようです。 「黄昏の娘たち」という意味らしくて、いかにも優雅なイメージですね。 この難業に関しては、大きく2つの説があって、両方とも面白く感じたので、今回は両とも紹介したいと思います。

ギリシア神話-36 英雄ヘラクレスと10の難業(10)

どうも、元山狐です。 今回ヘラクレスがエウリュステウスに命じられたのは、 「ゲリュオンが飼っている牛の群れを連れてこい。」 というものでした。 ゲリュオンは3つの頭、6本の手足を持つ巨人の怪物です。 そんなゲリュオンが牛の群れをおとなしく手放すとは考えづらく、おそらく争いになるだろうから、ゲリュオンを倒す必要がありそうです。そう考えると、「捕獲」と「退治」を含む、ハイブリッド型の難業(なんじゃそら)なのかな。と思います。