先日娘と大阪市立自然史博物館で開催中の、特別展「毒」に行ってきました。
博物館に行ったのはかなり久しぶりで2年半ぶり。
展示構成は各テーマ毎に内容がまとめられていて、以下5章構成になっています。
- 第1章 毒の世界にようこそ
- 第2章 毒の博物館
- 第3章 毒と進化
- 第4章 毒と人間
- 終章 毒とはうまくつきあおう
この日は開催初日ということもあって、会場は大混雑!
終始行列状態で、気になったものをじっくり見るのに立ち止まるのも難しくて、今は現地ではゆっくり鑑賞するのは厳しいかなー。ってのが正直な感想。
再入場もできないし、気になった展示を見に戻るのも混雑具合的には難しそうだった。
ゆっくり見たい。って人は、GW以降とか後期の方がいいのかな?
パネル解説がよかった
基本的に展示内容は写真撮影がOK(解説動画は撮影禁止)なので、じっくり読むことができなかったパネルの類は、写真でとって後でゆっくり読むってカンジで回りました。
※かなりギュウギュウ詰めだったので、パネルの正面に回ることがなかなか難しくて、斜めから撮ることが大半だったけど、読む分には問題なしです。
この写真は、個人的にパネル中で一番印象に残っていた「シュミット指数」の解説。
考案者の昆虫学者であるジャスティン・シュミット博士は、自らがハチに刺されて痛みを数値化し、痛みを比較可能としたもの・・・らしいのだけど、体当たりが過ぎるよ!
この研究は2015年にイグノーベル賞(人々を笑わせ考えさせた研究に与えられる賞)を受賞しました。
シュミット博士は2023年2月に亡くなっているのだけど、もしかしてこの研究が体に障ったのでは・・・ただ、Wikipediaには「パーキンソン病の合併症により」と書かれているので、直接的な関係はない?と思っています。
今回は人が多くて、娘とはぐれたりしても面倒だな・・・と思って、音声ガイドを申し込まなかったんだけど、全般的にパネルの解説は量も多く、ガイドなしでもかなりの情報を得られるんじゃないかな。という印象です。
こういう知識を得る系の展示会は久々だけど、記憶を辿っても、かなりパネルによる情報量は多い方に分類されるんじゃないかな。と思っています。
地味?なテーマながら、飽きさせない工夫があった
パネルに加えて、ハチやヘビに関しては、結構な大きさの模型が展示していて迫力がありました。
個人的に「毒」ってテーマはちょっと地味・・・?だと思っていました。
展示内容も蛇とか虫、キノコ類の剥製などがメインなのかな~と思っていたんですね。
もちろん、↓の写真のような、小ぶりな模型や剥製も多々あったんだけど、ところどころで大きなサイズのものを展示していたり、前述の「シュミット指数」みたいに、ちょっとクスっとくるような話題が紹介されていたり、鷹の爪団とコラボしていて、コミカルな演出を入れてみたり、子供と回っても子供が退屈にならないような工夫がされているな~。って思いました。
特設ショップ
こういう展示イベントって特設ショップのグッズも一つの楽しみだと思います。
・・・とは言え、今回は2時間近く行列の中を少しずつ進むような回り方になったのもあって、娘はかなりキツかったようで、ショップであまり時間を割くことができませんでした。
バックにテトロドトキシンの化学式がプリントされたコーチジャケットがあって、めっちゃ気になったけど、10,000円近くするみたいなので、サイズ感合わしたいし~・・・とかで今回は断念。
結局はこのラムネだけ買って、ショップを後にしました。
ステッカーとか図録も気になったんだけどな~。
ただ、ショップはチケットなしでも行くことができそうだったから、会期の後半とか平日にショップだけ行くかもしれません。
って、カンジでかなり久々に展覧会にいきました。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。