ハーゲンティについて

今回はゴエティアの序列48番目の悪魔ハーゲンティについて書きたいと思います。
グリフォンの翼をもつ牡牛の姿という、「ガチムチタイプ?」と思わせる風貌なんですが、能力は戦いとかにはあまり関係なさそうな能力です。
Wikipediaに紹介されていた姿がかなりカッコいいし、能力も個人的にはとても魅力溢れるものになっています。



見た目がかっこいい

冒頭にも書きましたが、グリフォンの翼をもった牡牛の姿で現れるようです。
ちなみに他の悪魔にも多いのですが、召喚者が命じると人の姿になります。

Wikipediaに載っていた画像がこちらです。

地位は大総裁ということで、ゴエティアに名を連ねる他の悪魔たちに比べて地位が高いわけではないのですが、完全にボスキャラクターの風貌です。
ざっと手持ちの資料でゴエティアの72人の悪魔の風貌を見たところ、他の悪魔たちと比べてもかなりカッコイイんじゃないかな?と思ってます。

グリフォンと牛は七つの大罪の関連付けだと、
グリフォン = 傲慢
牛 = 怠惰
となっています。

風貌からすると、かなりのパワータイプと見えるのですが、能力にはちょっとギャップを感じました。

見た目とイメージは違うが、個人的にすごく魅力を感じる能力

能力は以下のようになっています。

  • 人を博識にする
  • 卑金属を黄金にかえる
  • ワインを水に、水をワインに変える

正直、前項の風貌のイメージとはかなりかけ離れた能力だな~。と思いました。
率いている軍団の数も33とあり、少なくはないだろうけど、特別多くもないですし。

ですが、個人的にはとても魅力的な能力だと思います。
知識を授けてくれる能力を持つ悪魔はかなり多いのですが、
卑金属(貴金属に含まれない金属)、例えば鉄とかアルミ、銅など身近に手に入る金属を金に変えることができれば、一生遊んで暮らせますよね!
それだけでも十分なのに、水をワインに変えることができるなんて、お酒飲み放題ですよ!

さらに、ワインを水に変えることもできるので、つきあいで飲みに行き、2次会、3次会・・・キツイ・・・でも帰りづらい・・・。
そんな時にお酒を水に変えることができれば、こっそり酔いを醒ますことができちゃう!という立場の弱いサラリーマンには喉から手が出るほど欲しい能力ですよね(?)
まぁ、もっともワインだけに限定されるのか、ウイスキー、日本酒などお酒全般なのかでもかなりかわってくるでしょうけど。

まぁ金を作りだす能力さえあれば、お酒は金で買えるし、働く必要もないだろうから、アルハラに悩むこともないでしょう。
財宝を盗んでくる能力を持つ悪魔や、財宝の在りかを教えてくれる悪魔もいるけど、盗みや発掘にはそれなりにリスクも伴いますからね。

金を作り出す能力は唯一無二の・・・と思って、今までの記事をザッとみなおしたところ、序列28番目のベリトという悪魔がまったく同じ能力を持ってまして、
その記事ではそれほどテンション高く取り上げてないんですよね。
同じ人間が同じ年(ベリトの記事は2020年7月、今回(ハーゲンンティ)の記事は2020年12月)に書いた記事とは思えないくらい、テンションに差があって自分に闇を感じてしまいました。(笑)

ベリトについて

次回はゴエティア序列49番目のクロセルという悪魔について書きたいと思います。
正直これといった特徴がなくて、苦戦しそうです。(笑)

では、最後までお読みいただきありがとうございました。