八百比丘尼 所縁の地に行ってみました。(福井県)

八百比丘尼は、知らずに人魚のお肉を食べてしまって、不老不死になってしまったことで有名です。
一般的にヤオビクニと呼ぶと思いきや、今回行った福井県小浜市ではハッピャクビクニと呼ぶらしいです。
今回エンゼルラインにツーリングでいったんですが、時間が余ったので先輩に付き合ってもらい、八百比丘尼の入定の地に行ってきました。



今回は先輩とツーリング

冒頭にも書いたんですが、今回はもともとエンゼルライン(美しい景色が楽しめるドライブロード)へのツーリングが目的でした。
緊急事態宣言中ではあったんだけど、お弁当を持って、バイク2台でいく分にはまぁ安全だろう。ということで。

で、大阪から下道でトコトコ行ってきました。
生憎天気は曇り空でしたが、エンゼルラインもキレイな景色でした。

いやー、満足満足・・・ということだったんですが、朝かなり早く出たので、まだ今から帰るにはちょっと早いかな~。となりまして。
エンゼルラインは先輩の希望で僕が付き合う恰好だったので、どっか寄りたいところない?と言われ。

福井県のことはあまりよく知らない・・・と思いきや、パっと「八百比丘尼」のことを思い出しました!
正直どこで、というか何でマーメイドテラスのことを知っていたか覚えてないんだけど、八百比丘尼のことは昔からぼんやりと知っているってカンジでした。

スマホでちょっと調べると、「八百比丘尼入定洞」が近くにあるようです。
先輩と僕は趣向がかなり違うので、まったく興味ね~(笑)ってカンジでしたが、まぁ今回は付き合ってもうらことにしました。

マーメイドテラス

これは前述した、「八百比丘尼入定洞」のすぐ近くの海岸沿いにありました。

連続テレビ小説「ちりとてちん」のロケ地だったと現地の看板にはありました。
その「ちりとてちん」ってのがどんな番組だったかは知りませんけどね。苦笑

八百比丘尼が八百歳まで生きながらえたということから、小浜市が平和で美しい、心やすらぐ長寿の理想郷であることを願って、人魚の像を建設したもの・・・らしいです。

やはりここは有名だし、写真映えもするので、人が多かった印象。

八百比丘尼入定洞

前述のマーメイドテラスのすぐ近くにありますが、ちょっと中に入るので、若干迷いました。
この地域に伝わっている八百比丘尼物語が案内板に書かれていました。

むかし東勢村(現在の小浜市)に高橋長者と呼ばれる人がいました。
あるとき蓬莱の国(古代の中国における海上にある仙人の住処)に招かれて、お土産に人魚の肉をもらってきました。
長女の娘がそれを食べたところ、八百歳になっても娘のように若々しく、困って娘は尼になって全国を行脚、最後はこの洞穴で入定した。
とあります。
「即身仏」になったということですかね?

早くいこうぜ~!
と急かせてくる先輩を背に、洞窟に見入る僕。

中には当然立ち入り禁止ですが、置くに石碑のようなものがあるみたいです。

ちなみに、偶然?なんか神秘的なカラスを見かけましたw

まぁ、そんなんであまりゆっくりできなかったけど、なかなかロマンを感じた一日でした。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。