首塚大明神に行ってきました。(京都府)

先日酒呑童子伝説に縁のある京都府福知山市にある大江山に行ってきたという記事を書きました。
その記事でも書いてましたが、同じ京都府の京都市左京区には酒呑童子の首が埋められているとされている、「首塚大明神」という神社があります。
正直かなり短めの記事になるかとは思いますが、関連記事として投稿をしておきます。



付近はちょっと人里離れた雰囲気


首塚大明神の付近は民家がないことはないんですが、写真のような廃墟も多く、なんとなく人里離れた雰囲気があります。


神社すぐ横?には「熊出没注意」と書かれた案内もあって、ちょっとびっくり。


とは言え、神社に続く道は荒れた林道とかではなくて、舗装のされた道路ですのでバイクで行くことができます。
参拝用の駐車場を見つけることができなかったので、車の場合は路駐になるのかな?

ちょっと怖い雰囲気


この首塚大明神はパワースポットとして知られる一方、心霊スポットとしても有名です。
まぁだいたいのパワースポットってそんな傾向にありますが。(笑)

この首塚大明神は、酒呑童子の首が埋められていて、首から上の病に霊験あらたかと言われています。
先日大江山に行ったので、関連するスポットとして行きたかったのもあるんだけど、この頃は顎関節症に悩まされていて、ご利益にあずかりたいというのもあって行きました。

亀岡市観光協会様のWebサイト > イベント情報ページによると、
4月15日には「首塚大明神例祭」という祭事が行われているようです。
内容は詳しく書いていませんが、酒呑童子を鎮めることと、ご利益(首から上の病気に対する)への願いを兼ねたような内容なんでしょう。

とはいえ、「鬼の首が埋められている」となると、やはりちょっと怖いイメージがつきまといます。
前項で付近に民家がある旨を書きましたが、多いわけではないので、昼に行ったのに、人と出会うことはありませんでした。


神社やお寺にはこういった、由緒が書かれた看板だったり石板を見ることはよくあります。
この由緒には以下のようなことが書いています。

「由緒
平安時代初期(西暦800年頃)丹波の國大江山に本拠を構えた酒呑童子が京の都へ出て金銀財宝や婦女子をかどわかすなど悪行の数々を行うので人々の心に大きな不安を与えていた
天子(天皇)は源頼光等四天王に命じ酒呑童子とその一族を征伐するように命じられた
源頼光等は大江山の千丈ヶ嶽に分け入り苦心の後酒呑童子とその一族を征伐し酒呑童子の首級を証拠に京の都へ帰る途中この老の坂で休憩したが道端の子安の地蔵尊が「鬼の首のような不浄なものは天子様のおられる都へ持ち行くことはならん」と云はれたが相模の國の足柄山で熊と相撲を取ったという力持ちの坂田の金時が証拠の品だから都へ持っていくと言って酒呑童子の首を持ち上げようと力んだがここまで持って帰って来た首が急に持ち上がらなくなった
そこで一行は止むを得ずこの場所に首を埋めて首塚をつくったと伝えられる
酒呑童子が源頼光に首を切られるとき今までの罪を悔いこれからは首から上に病を持つ人々を助けたいと言い残したと伝へられ首塚大明神は首より上の病気に霊験があらたかである
昭和61年3月
宗教法人 首塚大明神社務所」

で、その由緒の写真の赤丸部分に何か落ちています。

「?」と思ってよく見てみると・・・。


狛犬の首・・・。
まぁこれは誰かのイタズラでしょうね。
とは言え、気づいた時は結構「ハッ」となりました。(笑)


鳥居のすぐ横にある木は落雷があったのかな?


社の裏には、石や土を盛って囲っている部分があったので、おそらくはここに酒呑童子の首が埋められているとされているのだと思います。

回りには人はおらず、聞こえるのはカラスの声や木々らがそよく音ばかりで、やはりちょっと秘境っぽい雰囲気があります。
一人でいたのもあって、前述の狛犬の首の件によってかなり気を削られてしまい、社を参った後はいそいそと神社を後にしましたとさ。(笑)

とはいえ、ご利益にはあずかれたのかな?

見出しのとおり、ご利益にあずかれたのかな?と思うことがその後起こりました。

前項でも書いていましたが、ちょうどこの頃顎関節症に悩まされていたんです。
で、この記事は言って十日程度経った後に書いているのですが、この記事を書いた時点ではずいぶん痛みはなくなりました。
まぁ、実際は歯医者さんに診てもらったり、疲れによる自律神経が弱り気味だったので、自分なりに工夫やお医者さんに診てもらったりしているのが主な要因だとは思ってるんですが。
ただ、こういうスポットに行くことで、自身の意識がより治療に向いたというのも結構大きいと思うんですよね。

結果的には、ちょっと怖い思いはしたけど、行ってよかったな。と思ってますよ。

と、いうことで先日の大江山に行ったのに関連して、今回は首塚大明神に行ってきました。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。