珍布峠(めずらしとうげ)に行ってきました。(三重県)



今回もルーレットで行先を決めてソロツーに行きました。行った先は一瞬「チン◯峠だとっ!?」と思って見直したらそうじゃなくてよかった。そんな「珍布峠」(めずらしとうげ)。
ここはアマテラスオオミカミとアマノコヤネノミコトが伊勢と大和の国境を決めた「国分け伝説」が伝わる地域です。
写真映えもする人気スポットのようです。

今回もルーレットツーリングです。

前回龍神村・十津川村へのツーリングが終わった後に次の行き先を決めてました。

で、決まったのは三重県の珍布峠(めずらしとうげ)です。
一瞬「チン◯峠だとっ!?」と思って見直したらそうじゃなくてよかった。
でもインパクトに残ったから行くことにしました。

珍布峠のことを少し調べてみました。

ここは、天照大神(アマテラスオオミカミ)と天児屋根命(アマノコヤネノミコト)が出会って国分けを行ったとされる場所のようです。
アマテラスは過去に書いた記事にたくさん登場しているから省きますが、アマノコヤネノミコトは初めて名前を知りました。

ただし、この神は「天の岩戸」の時にその場にいた神の1人で、オモイノカネの案によって行われた儀式に参加していたり、天孫降臨の際にはニニギに同伴した天児屋命(アメノコヤネ)と同一神のようで、通称「春日神」「春日権現」と呼ばれ、春日大社に祀られるとても偉い神様ですね。

日本神話-7 天の岩戸

日本神話-14 天孫降臨

ここでいう国分けとは、伊勢と大和の国境を決めたということらしいです。

この地域に伝わる国分け伝説()

むかしむか~しのことです。
アマテラスオオミカミが白馬に乗って旅をして、この峠に差し掛かった際に
「伊勢と大和の国境がどこにあるか知ってる人いない?」と誰ともなく呼びかけると、
森の中からアマノコヤネノミコトが現れて、「ここが国境です。」と答えました。

アマテラスオオミカミはそれに疑問を持ちました。
アマテラスオオミカミはそばにあった大石を持ち上げて、川(櫛田川)に投げ入れると、川には大量のしぶきがあがりました。
それは滝のように落下し、その逆流が高見山まで登ったところ、アマテラスオオミカミは
「ここ(高見山)を国境にしよう」と言ったそうです。

おしまい

(だったら、はじめから人に聞くんじゃねぇ。)

と、僕の心の声はさておき、Webではツーリングしている様子もたくさん見かけましたし、バイク写真映えする人気スポットのようです。

珍布峠に行ってきました。

実は、ここには2回いきました。

というのが、初回は昼から自由になったので、夕暮れ前にはいけるかな?と思って出かけたら、いろいろ電話とかがなって、到着が完全に晩になっちゃいました・・・。

基本的に外灯などはないところなので、これはこれでスリリングだったんだけど、(途中で野生のウサギにも出会えたし)写真をとったところ・・・


これじゃ何がなんやらわからねぇ。

と、いうことで翌日リベンジ。

まぁ、一回いってるから何も迷うこともなく、すんなり着きました。

初日は暗くて、道中の案内板を見る余裕はありませんでしたが、今回は昼だから道中脇にある案内版なんかも見ることができます。

これは死人谷の案内板

続いて石灰爺さん

此処に生国も身寄も名前も定かでない、一人暮しの老人が住んでいた。
何所で習い覚えたか、山から掘出した石灰岩から石灰を作っていた。
時折里へ出て、米・味噌を買い、お酒を飲むと

「蝶がムカデに惚れ
何で惚れたと問うたならおアシの多いのに惚れました」

上機嫌に浪曲を語って村人の人気者であった。
この石灰爺さんも昭和の初め頃から何所に行ったか誰も見かけなくなった。

町にも一風変わった、地元で有名なおじさんっているけど、このおじさんもその類?
だったら、こんな史跡風に紹介する必要ある?
最近見なくなったけど、うちの近所にいたギャルおじさんとかも案内版で紹介してもいいんだろうか・・・。

で、珍布峠

帰りに香肌峡にある沈下橋(ちんかばし)を見かけました。


どうでもいいことをつぶやいたもんだ。

ってなカンジで、三重県の珍布峠に行ってきました。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。