はじめに
去年の話になるのですが、大阪で開かれた、「見世物大博覧会」にいってきました。
館内は撮影禁止なので、唯一の写真はこの顔出しパネルのみとなっています。
入場料は大人が830円。
主には看板や小道具の展示と、当時の見世物映像をモニターで流す。といった形式でした。
雨だったのもあって、人は少なめでした。
展示されていたものの一部をご紹介
僕的に展示されている中で興味を引いたのが以下のものでして、軽く書いてみます。
志村静峯
見世物絵看板専門の絵師らしく、小豆の煮汁と調合した独自の絵の具を使って描いていたそうです。
石原豪人といい、こういう怪奇な匂いがする絵は見ててワクワクしますね。
安田興行社
安田興行社は岐阜県大垣市に本拠を置き、大正末期から見世物興行を手がけてきた荷主(興行師)である。
初代の安田与七、二代目の安田里美、そして当代へと、三代にわたって90年近く、全国の祭礼や縁日に仮設の小屋を建て、見世物やお化け屋敷を興行してきた。
らしいです。
今回のイベントの中では、ここのブースが一番印象深かったです。
2代目安田里美さん(女みたいな名前ですが、男です。)はテレビで見たことあるような?
彼は白髪の子供として生まれ、4歳の時に見世物小屋にもらわれたらしく、その後生きるため人間ポンプや火吹きといった芸を身につけた。と、紹介されてました。
他には、多田興行社、団子家興行社、藤平興行社、大寅興行社らが有名だそうです。
大寅興行社といえば、ヘビを生で食べる小雪さんが有名なんですが、マキツギと呼ばれ、(マキ=ヘビ、ツギ=食べる)見世物芸としてはポピュラーなものみたいですね。
※画像は苦手な人がいるとアレなので付けません笑
他展示されていたもの
リアルな人形
残念ながらエロスさは皆無です。笑
この前に和歌山の学文路苅萱堂で見たのとちょっと似てました
こういったノリで即身仏が見世物にされたこともあるらしいですね。
なぜ作ろうと思ったのかw
こういったノリのイベントに行ったレポートのストックが結構あるので、またボチボチ書いていきたいと思います。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。