今回紹介するのは、ゴエティア序列6番目に記されるウァレフォルです。
今まで紹介した悪魔って、アニメだったりゲームだったりで名前を聞いたことがある悪魔が多かったんですが、今回のウァレフォルに関しては全くそういった記憶がありません。
検索するとスマホ用のゲームで登場してたり、女神転生・FFとかには登場しているみたいです。
地位について
地位ですが、「10の軍団を率いる公爵」とあります率いている軍団は今まで紹介した悪魔に比べると少なめのように思います。
毎度ながら、以前このブログで書いた記事「天使と悪魔の階級について」に、地位を照らし合わせると、地位は結構高いようです。
少数精鋭だったり、特殊部隊みたいな位置付けなのかな?
盗賊と関連の深い悪魔とされているので、盗賊団とそのお頭ってカンジなのかも。
サルガタナスという悪魔の部下にあたり、サルガタナスはアスタロトの配下で、アスタロトとともにアメリカに住んでいると言われています。
そういえばアスタロトもゴエティアに名を連ねる悪魔なんですよね。
そのうちこのブログで取り上げることになると思います。
姿について
前回のマルバスに続いて、今回もWikipediaにはシジルだけで、画像はありませんでしたが、
Wikipediaより引用
天使の姿もしくはライオンの頭、ガチョウの脚、ウサギの尻尾をもった姿で現れるとされる。
また、手元の書籍では
「ロバの頭したライオンの姿」
とあります。
悪魔には多いんですが、ってゆーか殆どの悪魔はいくつかの動物の体を合わせた、キマイラみたいな風貌のが多いですね。
動物と悪魔で思い出したんですが、七つの大罪にはそれぞれの罪と悪魔、そして動物が紐付けられています。
ライオンは高慢、ロバは怠惰、鳥は強欲でウサギは色欲とありますので、イメージの姿と性質には関連があるのかもしれませんね。
高慢で人を馬鹿にしたところがあり、怠け者であんまり働かないけど、強欲なので楽して稼ぎたいから盗み癖があって、あとオマケ要素的にエロいと(笑)
アニメに出てくる盗人キャラみたいじゃないですか?
ちなみに僕はこのくだりを書いてて、なぜか鬼太郎のねずみ男を思い出しました(笑)
ちなみにキマイラは、ギリシア神話に登場するテュポンとエキドナの間にできた子で、有名どころですとケルベロスの兄弟にあたります。
能力について
地位の項で書きましたが、ウァレフォルは盗賊と関係が深い悪魔とされてまして、
盗みを犯すように人をそそのかす。
ウァレフォル自身が盗み癖があるって記事もありました。
他「よい使い魔になる」って記述も見かけたんですが、曖昧すぎてわかんないですね。
なんにせよ、盗みと関連深い悪魔。ということですね。
大切なこと?なので2回書きました。(笑)
最後に
そういえば、悪魔に関しては堕天前が天使だったか、異教の神だったとかも書くんですが、このウァレフォルに関しては、そのあたりの記述を見つけることができなかったし、盗みに関連深いことも考えると、あまり神として祀られていたと考えるのも難しいです。
本人も盗み癖がある、って記述もあるし、盗み癖が原因で堕とされたんじゃないかな?とか思ったり。
堕天前の位は能天使か、力天使あたりですかね?
ちなみに今回知ったんですが、能天使は神に背く悪魔を滅する役割を担っていて、悪魔と接する機会が多いので、天使の中では最も堕天使になりやすい地位みたいです。
とりあえず僕の中では、この記事を書いてて、ねずみ男みたいな小物イメージが定着しちゃいました(笑)
姿に用いられている動物から性質を妄想するの楽しかったので、これはまたやっていきたいと思います。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。