前回に続き「聖書に登場する天使と悪魔」の記事を投稿します。
今回紹介するのは、ゴエティア序列3番目のウァサゴ。
前回アガレスの記事で、このウァサゴは「アガレスと同じ性質を持つ」程度のことしか書かれてなくて、記事として取り上げるのが難しな。。。と思ったんですが、どうせなら72体全てを紹介目指したいな。と思って書いてみます。
※前回のアガレスの記事と併せてお読みください。
地位が高いのに、とにかく扱いが薄い笑
いくつかのソースを見たところ、見出しのとおり、「扱いが薄い」ってのが第一印象です。
今回取り上げるかかなり悩んだんですが、このウァサゴは位としては「君主」として挙げられていて、同一視されているアガレスが公爵でして、それよりも上位です。
実はこのブログで今まで取り上げてきたゴエティアの悪魔の中では、アスモダイに次ぐ地位の高さです。(バアルも王かも知れませんが)
ちなみに今まで紹介した悪魔とその階級ですが、
- 序列1 バアル=大公爵または王
- 序列4 ガミジン=大侯爵
- 序列7 アモン=侯爵
- 序列10 ブエル=大総裁
- 序列23 アイム=大公爵
- 序列32 アスモダイ=王
- 序列37 フェニックス=大侯爵
- 序列45 ヴィネ=伯爵
- 序列53 カイム=大総裁
- 序列69 デカラビア=大公爵
となっています。こうやって見ると、侯爵、公爵が多いですね。
なので、ソロモン72柱序列3 ウァサゴはかなりの大物と言えます。
が・・・しかし、紹介文としては「アガレスと同じ性質を持つ」だけで本当に扱いが薄くて不遇ですね・・・。(笑)
元神だったのでは?(根拠のない妄想)
とにかく扱いが薄くて、情報があまりないウァサゴ。
アガレスと同じ性質を持つということで、同一視されがちなんですが、敢えて別柱の悪魔として考えると、アガレスと性質こそ似ているものの、それよりも優れた能力を持つという紹介がされていました。
で、前回のアガレスの記事では、アガレスは
- 元力天使という説(堕天して悪魔となった)
- 異教の神(ナイルの農耕神)だったという説
の2通りの説があることを書きました。
で、これは特に根拠ないんですが、アガレスとこのウァサゴは同一視されたりします。
で、ウァサゴはアガレスより上位の悪魔とされていて、性質は似ているけどアガレスよりも能力的に良いものが召喚されるという情報も見かけました。
なので、
元天使→アガレス
元神→ウァサゴ
として、成立して、後に同一視されるようになっていった。
んじゃないかな?
とか思ったりします。
単純にウァサゴの方が優秀なので、悪魔になる前の方もアガレスよりも上の扱いじゃなかったのかな、という根拠には薄い説、というより妄想ですが。
ちなみに、ウァサゴは容姿に関する情報は手持ちの書籍からもネットからも見つけることはできませんでした。
シジル(西洋魔術で使われる図形、記号、紋章など)だけ貼っておきますね。
最後に
書いておいてなんですが、前回のアガレスの記事読まないと何のこっちゃわからない記事になってしまいましたね。。。
まぁここまで扱いの薄い悪魔でもなんとか1000文字以上で紹介できたので笑、他の悪魔もなんとか1柱1記事でこれからも紹介したいと思います。
では、最後までお読みいただき、ありがとうございました。