アンドロマリウスについて
アンドロマリウスは36の軍団を率いる、地獄の伯爵です。
この記事を書く前、というかゴエティアについて調べる前は、最後に名を記されている悪魔ってもっと階級が上というか、超大物だと思っていたんだけど、案外そうでもないんですね。
そんなアンドロマリウスは巨大な蛇を持った男の姿で現れるようです。
前回書いた悪魔ダンタリオンと同じようなことをしますが、いらすとやさんから素材をお借りして、ぽいものを作ってみました。
それがこちらです。
はい、これまた雑ですいません。(笑)
このアンドロマリウスの印象深いのは、その能力の傾向です。
- 盗まれたものを取り返す
- 盗んだ犯人を捕らえる
- 悪事や陰謀を暴き、悪人たちを罰する
- 隠された財宝を見つけてくれる
はい、最後の財宝のヤツ以外は、完全に正義の味方ですね。(笑)
実は今までも、資料に書かれている能力や性質的に「こいつは本当に悪魔なのか?」とか「すごくいいヤツっぽい」と思わせる悪魔は何人かいました。
- どこか義賊のようなイメージが漂う序列8番 バルバトス
- 悪魔界きってのナイスガイ序列55番 オロバス
- 召喚者のために何でもやってくれる献身的な悪魔序列70番 セーレ
だけど、この悪魔に関しては、「性格が良さそう」とか、そういう次元じゃぁないんだ。
どっからどう見ても完全に正義の味方にしか僕には見えません。
このゴエティアはイスラエル王国第3代王のソロモンが、使役したと言われる悪魔たちについて書かれています。
ソロモン王はこの悪魔たちを使役して、自身の様々な願望をかなえたそうなんですが、聡明な王としても名高く、いろんな一面があった人物なんじゃないかと思っています。
ゴエティアの中に、あまり悪魔っぽくない能力や性質を持った悪魔が混ざっているのも、ソロモン王が聡明な王として力を借りたい時に契約した悪魔なんだろうな、と思ったり。
聖書の中の話は、関連のある場所が日本国内にはほぼないので、(青森県にキリストの墓があるらしいのだけど、流石に遠すぎていく機会無さそうだしなぁ。)場所を訪れて思いを馳せる機会ってのはなかなかありませんが、天使にしても悪魔にしてもファンタジーなど様々な創作物に登場するので、自分的にはちょっとでも天使や悪魔のことを知っていれば、よりゲームなんかを楽しんだり、妄想が捗るかな?と思って、こういった記事を書いています。
今回でゴエティアの悪魔は全員登場して、一通り終えたんですが、もちろん他にも悪魔はたくさんいるし、悪魔だけでなくて天使の記事ももっと増やしていきたいので、不定期ながらこれからもネタを見つけては記事を投稿しようと思います。
ということで、今回はゴエティア序列72番目(最後)の悪魔 アンドロマリウスについて書いてみました。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。