ゴエティア29番の悪魔アスタロトについて書いてみます。
名前は聞いたことがある方が多いんじゃないでしょうか。
相当大物の悪魔と思いきや、ゴエティアではそこまで大きく取り上げられてないみたいです。
以前悪魔バアルの記事でも触れましたが、このアスタロトもユダヤ教を広める過程で異教の神として悪魔に落とされたパターンに思えます。
容姿について
右手に毒蛇をもち、ドラゴンのような地獄の獣に跨った、天使の姿をしています。
元々豊穣の女神として崇められていたのもあり、容姿は美しいと言えます。
ただ、手持ちの資料(書籍)には、
「近くにいると臭い息に害される」とあります。
息くさいんですね。(笑)
個人的な妄想ですが、異教の神を、悪魔として堕とすにあたり、醜悪さを強調する必要があったと思います。
それで、こういう表現がされてるんじゃないかな?と思います。
能力について
- 過去・現在・未来について答えてくれる。
- 全ての秘密を暴くことができる
- 教養学に通じている
- 望めば天使やアスタロト自身の堕落について教えてくれる
とあります。
過去・現在・未来・・・に関しては、今まで紹介してきた悪魔の中にも似たような能力を持ったのがかなりいたので割愛します。
教養学に通じている・・・ってのもなんか地味ですね。
天使や自身の堕落について教えてくれる、なんかはゴシップ好きな臭いをカンジますね(笑)
名前の有名な悪魔の割には、能力自体はそう目立った珍しいものはありませんね。
女神転生シリーズ、ペルソナ・・・他FFの零式にも出ていたかな?
調べるとドラゴンクエストシリーズにも登場しているみたいですね。
多数のコンシューマーゲームに登場している印象ですが、ゴエティアにおける印象は総じて地味・・・ってカンジです。
最近身辺がバタバタしていて、不定期な更新が続くことになるとは思いますが、次回は序列30番目のフォルネウスについて書きたいと思います。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。