カイムについて

どうも、元山狐です。

最近Netflix版の「デビルマン」を見ました。

僕はこの作品20歳を超えてから、原作は読んだことがあるんですが、過去のアニメは見たことがありません。

実写版の映画もあったらしいんだけど、確かたいそう酷い出来で、ボブ・サップが出ていたとか、出ていなかったとか。

まぁ、そんなカンジでわかっているようで、ちょっとうろ覚えであまりわかっていない「デビルマン」。
Netflix版では今風にアレンジされているけど、ストーリーの流れはかなり原作に忠実なような気がしました。

僕的には原作も、今回のアニメも共通して印象に残っているキャラクターがいます。

それが、カイムというキャラクターです。

「デビルマン カイム」って検索してもらったら、たくさん情報が出てくると思います。

デビルマンでは「妖鳥シレーヌ」という敵側の悪魔が登場します。
このキャラクターこそ有名で、フィギュアとかが人気ですよね。

そんなシレーヌはデビルマンと戦って敗れるのですが、そんなシレーヌを勝利させようと自らの命と体を投げ捨てて、シレーヌと合体しデビルマンを苦戦させたのがカイムです。
このキャラクター自身は登場が少ないのですが、シレーヌとの合体するシーンがとても印象深いんですよね。

で、調べますと、このカイムはソロモン72柱の一員でした。
(ついでにデビルマンである不動明と合体したデーモン アモンもソロモン72柱の一員です。)

今回は、そんなカイムについて書いてみたいと思います。




まず見た目で幻滅

「デビルマン」作中ではサイをモチーフにしたような、重量級ってカンジの外見でした。
セリフも相まって、とても渋いキャラクターだったんですよね。

で、Wikipediaをみたところ。

鳥の姿として描かれているカイム。

なんか印象が違うな・・・。

しかし、これはまだよかったんです。

人間の姿として描かれているカイム

おまわりさん、この人です。!
デビルマンのカイムの感動が・・・。

階級について

まぁ、見た目はいいでしょう。

実は、先日「ヴィネについて」って記事にも書いていたんですが、今「真・女神転生if」って古いゲームやってまして。

堕天使「カイム」はこの記事を書く少し前にビジュアルを知っていたのです。
ゲームの画像は貼りませんが、前述の人間として描かれているカイムほぼそのまんまでした。

ヴィネについて

今まであんまり気にしたことなかったけど、他の作品でも出ていたのかも知れませんね。

そんなカイムですが、

Wikipediaによると
『ゴエティア』によると72人の魔神の一人で、30の軍団を従える序列53番の大総裁。元は天使の階級であったとされる。

とあります。

以前書いた「天使と悪魔の階級について」と照らし合わせますと、72人の君主の中では「下の上」といったところでしょうか。

天使と悪魔の階級について

しかし、前述でも紹介した「ヴィネについて」の記事でも書いたのですが、悪魔の軍団数については様々な説があるにせよ、

このブログでは、
『6,666のデーモンからなる、1,111の軍団がある。
(6,666*1,111=7,405,926体の悪魔がいる)』
という説を基準にしています。

それでいくと「30の軍団を従える」って結構な数なんですよ。
だって、軍団を72人の悪魔が支配していると考えると、平均15.4軍団になりますからね。

でも、堕天前の階級も「天使」ということで、天使の階級では最も下なんですよね。

まぁ、根本的に7,405,926人のトップに立つ72人なので、そりゃ誰をとっても相当な実力者達ばかりなわけですけどね。

能力について

「ありとあらゆる言語を理解する」ということで、人だけじゃなくて、牛や犬などの動物、更に波の音が語る意味まで理解するとあります。

「翻訳こんにゃく」上位互換ってところでしょうか。

更には、言語に通じているだけではなく、詭弁・論争にも抜群の才能を発揮するとありまして、
「マルティン・ルター(宗教改革の人ですね)とも論争した」そうです。

彼と契約すると、ありとあらゆる言語を教えてもらえるとか。

先程30の軍団を従える。
と書きましたが、武力というより論争で戦うことを得意としている悪魔のようです。

まぁ、能力はとても便利そうです。
契約すれば、仕事に困ることもなさそうだし、世渡り上手になれそうです。

最後に

ということで、ゴエティア53番の大総裁カイムについて紹介しました。

正直、デビルマンのカイムとはかなりかけ離れてますね・・・。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。