今回はゴエティア序列41番目の悪魔フォカロルについて書きたいと思います。
名前は初めて聞いたけど、公爵、または大公爵ということで、なかなかの大物のようです。
創作物では「マギ」という少年サンデーで連載されていた漫画にジン(精霊)として登場していたようです。
この作品はアニメを少しみた記憶があるんだけど、見返そうかな。
容姿、能力について
グリフォンの翼を持った男の姿で現れるとされています。
七つの大罪ではグリフォンは「傲慢」と関連付けられています。
怪物の羽 + 人間 の組み合わせの容姿で、性格は傲慢な悪魔・・・ってなんかいかにも美形で描かれてそうなイメージじゃないですか?
冒頭で「マギ」という漫画について触れましたが、この作品でもかなりの美形で描かれているようです。
能力は以下のようになっています。
- 風と海を支配する
- 人々を溺死させる
- 軍艦を転覆させる
- 召喚者によって命じられない限りは人を傷つけようとはしない
「風」を支配するという能力はグリフォンの翼からも連想しやすいのですが、
空中戦、というよりは海上戦で能力を発揮する悪魔のようです。
まぁ古代の戦争では有用だったとは思うんだけど、現代においてはちょっと使い勝手よくなさそうですね・・・。
能力と地位について
悪魔と地位に関しては、冒頭で公爵と書きました。
出身に関しては座天使のようです。
若干堕天前の方が地位が高かったような気がせんでもないですが、まぁ誤差のレベルといえます。
それよりもWikipediaには気になる記述が。
Wikipediaより引用
1000年後に第七座天使に復位することを望んでいるとされる。
天使に戻りたがっているということは、堕天したことを後悔しているということですかね?
そういえば、ゴエティア序列35番目の悪魔マルコシアスも天使にもどりたい。という記述がありました。
元神だったものが、異教の神とされて悪魔とされている場合は、神の座に返り咲きたい。というのはわかりやすいです。
堕天=神によって堕とされたというイメージなので、それでも天使=神の使い(部下)に戻りたいってどういう心境なんだろう?とちょっと不思議に思います。
マゾ的趣向?
「神は私を堕天させるという過ちを犯したのだ!」みたいに思ってるとか?
とか、まぁそのあたり妄想するのも楽しいです。
次回は序列42番目のウェパルについて書きたいと思います。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。