どうも、元山狐(もとやまきつね)です。
前回ナベリウスという悪魔について書きました。
ナベリウスのゴエティアでの序列は24番、そして今回ご紹介するグラシャラボラスは25番です。
この二柱の共通点が、犬の姿なのと、ネビロスの配下ということが言えます。 グラシャラボラス自体は、結構地味で中々取り上げる機会がなさそうなので、今回ナベリウスに続いて書いてみます。
容姿について
前回と同じ始まり方ですが、まずはこちらの画像をご覧ください。
前回のナベリウスといい、犬型の悪魔ってなんか小型犬がベースなんかな?(笑)
しかし、ナベリウス程奇怪な姿ではなくて、犬に翼が生えた。ってカンジ?
ちなみにグラシャラボラスは知名度はあまりないように思うんですけど、ゲームではちょこちょこ出ているようですね。
そういえば、ファミコンのFFにも敵キャラとして、巨人のグラフィックで登場していたような。
爵位と能力について
Wikipediaより引用
『ゴエティア』によると、36の軍団を指揮する序列25番の大総裁。
とあります。
毎回ながら「天使と悪魔の階級について」と照らし合わせますと、72人の君主の中では下位になりますね。
というのもWikipediaには
Wikipediaより引用
『地獄の辞典』では、「ネビロス(あるいはナベルス)がときどき乗用に使う従僕にすぎぬとされている。」と紹介されている。
「従僕にすぎぬ」って(笑)
すごい不遇ですね。
しかし、能力としては
「人を透明にする」
能力を持ってるみたいです。
使い方によってはかなり有用ですよね?
なんとなくケビンベーコン主演の映画
「インビジブル」
を思い出してしまいました。(笑)
他の能力としては、科学の知識を与える。ともあるので、もしやあの映画の主人公の科学者はグラシャラボラスと契約したのか?
・・・という妄想をしたものの、関連ありそうな記述はネットでは見つけられませんでした。
そりゃそうだわな。
出身について
こちらも毎度書いてることですが、今まで紹介してきた悪魔は
1.元天使
または
2.元は他の部族に信仰されていた神が、ユダヤ教によって邪悪なるものと解釈された
というパターンになっています。
グラシャラボラスに関しては、そのあたりの記述を探すことができませんでしたが、上司?ネビロスとの関係が古く、
悪魔とされる前からネビロスの配下だったのかな?だとすると
「2.元は他の部族に信仰されていた神が、ユダヤ教によって邪悪なるものと解釈された」
に当てはまるのかな。
と思います。
最後に
二回に渡って悪魔のことを投稿しました。
なんとなく、天使と悪魔だったら、悪魔の方が特徴的で取り上げやすいですね。
でもまだゴエティアの悪魔72柱を全て紹介しようと思ったら、まだ全体の6分の1程度しか紹介してないんですよね。(笑)
全部まとめるまで時間かかりそうだなー。。。
では、最後までお読みいただき、ありがとうございました。