今回はゴエティアの序列56番目の悪魔グレモリーについて書きたいと思います。
この悪魔は、既に取り上げたことがあるように思ったんですが、序列9番目のパイモンと勘違いしていたようで、パイモンは女性の顔をした男性（こうやって書くとややこしい(笑)）、グレモリーは女性ということらしく、女性の姿をとる悪魔は中々珍しいみたいです。

グレモリーについて

グレモリー

パイモン(なんか似てません？)

パイモンの記事へのリンクです。

この悪魔の特徴はズバリ女性の姿をとる悪魔ということだと思ってます。
実はゴエティアでは明確に女性として紹介されている悪魔は少なく、今まで紹介した悪魔の中だとウェパル（とはいえ、こちらはマーメイドの姿をした悪魔）が挙げられます。
人間の女性の姿をとる悪魔と絞ると唯一の悪魔ということになると思います。

Wikipediaに載っている挿絵をこうやって見ると、グレモリー（1枚目）とパイモン（2枚目）はとても似た姿と言えますが、パイモンは女性の顔をした男性だそうです。（身につけている装飾品が女性のものということなのかな？）

まぁこうやってみるとパイモンは顔こそ人間だけど、体には尻尾があったり、足にヒレのようなものがありますね。

爵位は公爵ということで、中々の大物のようですが、手持ちの資料には「公爵夫人の宝冠を腰周りに結んだ美しい女性の姿で現れる」と書かれていて、旦那さんが公爵なのか、本人がそうなのか、なんだかややこしいですね。(笑)

能力は以下のようになってます。

• 過去・現在・未来について教えてくれる。
• 隠された財宝の場所を教えてくれる。
• 老若問わず、女性に愛されるようにしてくれる。

まぁ能力は今まで紹介してきた悪魔にもよくある能力なので、あまり取り上げることはありませんが、
未来について知れば競馬などで一儲け、隠された財宝で一財を築き、あとは大金持ちのマダムの寵愛を受けて一生働かずに遊んで暮らすことができそう・・・と考えると中々有用な組合せなのかも知れません。

それよりも気になったのはグレモリーの顔をアップにすると・・・

めっちゃメンチ切られてました(笑)

なんでこんな険しい表情なんだろう・・・。
美しい女性の姿と本には書かれていたけど、写真写り（ってこれは絵だけど）は悪そうです。
こういうギャップがまた魅力ぅぅぅ、グレモリーたんかわいいよー！！
・・・ということなんでしょうか？違うでしょうね。

ということで、ゴエティアの序列56番目の悪魔グレモリーについて書いてみました。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。