どうも、元山狐(もとやまきつね)です。
今回は前回に続いて、第30代以降の天皇を4人紹介したいと思います。
今回でこの日本神話シリーズは一応最終回となります。
最後にしてはかなり薄い生地になっちゃいましたが(笑)
次回以降は、単発的な投稿が続くと思うので、不定期投稿になると思います。
第30第敏達天皇
天国押波流岐広庭命(アマクニオシハルキヒロニワノミコト=後の敏達天皇(ビダツテンノウ))は前回の欽明天皇の子となります。
というか今回紹介する4人は全て欽明天皇の子達です。
4人の中で初めに天皇になったのが、この敏達天皇で、第二皇子だったんですが、兄が亡くなり、皇太子になったようです。
后に異母妹の豊御気炊屋比売命(トヨミケカシキヤヒメノミコト=後の推古天皇(スイコテンノウ))を后にもらっています。
在位期間は14年で比較的短く、次代は弟の用明天皇(ヨウメイテンノウ)が継いでいます。
第31代用明天皇
用明天皇は前項敏達天皇の弟になります。
彼の在位期間も短く、わずか3年だそうです。
兄弟継承の天皇は在位期間が短いのが多いですね。
彼も兄と同じく、異母妹を后にしていまして、生まれた子があの有名な聖徳太子こと上宮之厩戸豊聡耳命(カミツミヤノウマヤトノトヨトミミノミコト)なんですが、古事記では名前が出てくるくらいで、殆ど何も書かれていません。
第32代崇峻天皇
崇峻天皇(スシュンテンノウ)も前項の用明天皇の弟でして、兄弟継承です。
彼も在位期間は短く、4年とあります。
・・・書かれていることはこれだけでした。(笑)
第33代推古天皇
推古天皇は前項の崇峻天皇の妹にあたり、また第30代敏達天皇の元后です。
在位期間は37年で、御陵は大野岡(奈良県橿原市和田町と言われている)にあったけど、科長の大陵(大阪府南河内郡太子町山田)にうつった。
と書かれています。
以上です(笑)
推古天皇は神功皇后を除けば、歴代初の女帝だし、聖徳太子もエピソードはたくさんあるんだから、もっと書くことはあるだろうに。と思うのですが、そのあたりはどうやら日本書紀に書かれているみたいですね。
このシリーズでは古事記をベースに、ということにしていますので、今回はこのあたりになりますが、古事記では第33代推古天皇に対して、日本書紀では第41代持統天皇まで書かれているようです。
まぁ、古事記も中巻あたりからは神話というか、古代歴史に近いところもあるし、日本神話の入門としてはこれでいいのかもね。と勝手に思っています。(笑)
で、冒頭にも書きましたが、今回でこの日本神話シリーズは一応最終回となります。
次回以降は、主なテーマを今のところ決めてなくて、今まで紹介した日本神話に縁のある場所とかに行きたいなぁ。
とか考えているんですが、しばらくしばらく出張がたてつづきますので、不定期な投稿になるかもしれません。
あと、暇を見て、過去の記事も300を超えてきたので、修正とか加筆も加えていきたいと思います。
では、最後までお読みいただき、ありがとうございました。