鬼ヶ城に行ってきました。(三重県)



先日地図をボーッと眺めていたら、三重県の熊野市に鬼ヶ城(おにがじょう)というスポットを発見しました。
見るからに面白そうなスポットだったし、伝わる伝説も僕好みだったので、ツーリング兼ねて行ってきました。
海沿いの岩壁ということで、涼しいだろうな~。と思っていったのですが思いのほか暑くて、また結構な時間歩くことになりました。

鬼ヶ城とは

冒頭にも書いたんですが、三重県熊野市にある巨大な岩壁です。
熊野灘に面して1kmほど続き、日本を代表する「日本百景」に選ばれる景勝地で、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されています。

坂上田村麻呂が、桓武天皇(第50代天皇、平安時代初期)の命で、この鬼ヶ城の鬼を征伐した。という鬼退治伝説が残っているようです。
この鬼について調べるとWikipediaには以下のようにありました。

Wikipediaより引用
金平鹿(こんへいか)は、紀伊国熊野の海を荒らし回った鬼の大将。文献によっては、海賊多娥丸(たがまる)などとも記されている。熊野灘の鬼の岩屋を本拠として棲み、数多くの鬼共を部下にしていたという。

伝説自体も僕好みだし、景勝地として迫力もありそうだし、海沿いだしツーリングがてら行くの楽しそうだな~。くらいのノリでいくことにしました。

迫力あったし楽しかったんだけど・・・痛恨のミス


とりあえず海沿いだし、世界遺産に登録されているくらいの超有名観光スポットなので、迷うことなく到着しました。

案内板の散策道っても行きたいけど、今回は時間の関係で鬼ヶ城周回歩道を歩くことにしました。
結構見どころも多そうだし、道の整備されてそうだし、歩く時間も30分程度でサクっと回れそうです。

一部の写真を貼ります。




かなりの迫力です!

・・・と言いながら、到着した時点で15時を回っていまして、自分的には16時過ぎには帰路につきたいと思っていました。
後述する獅子岩にも行く予定だったので、サッと回りたかったんですね。

焦っていたつもりはなかったんだけど、バイクに乗った格好のまま(プロテクタもジャケットも含めて)歩き出しちゃったんですね。
で、これも当たり前なんだけど東口から西口までが約30分とありまして、じゃぁまた東口に戻ってくるのに30分歩くわけです。
なぜか帰りのことが完全に頭から抜けてしまっていて・・・。

まぁ実際思っていたよりも暑かったし、西口直前になって財布をバイクの小物入れに入れっぱなしになっていたことに気づき・・・。
飲み物を買うこともできず、現金がないからタクシーを呼ぶわけにもいかず(まぁタクシーを呼ぶのに、事情を話してバイクにたどり着いた時点でお金払えばいいんだけど。)
半分駆け足みたいなカンジで来た道をそのまま戻って行きましたとさ。
歩いている分には大して暑さも気にしていなかったんだけど、流石に帰りはそうもいかず、かなり暑かったです。

ちなみに西口に出て、すぐに半壊した鳥居がありました。

この石階段というか、茂みの奥に何かあるのか見に行きたい欲もかなりあったんだけど、時間のこともあるし今回は断念・・・。

今回は散策道も行ってないし、かなりのボリューム感のあるスポットと言えそうです。
観光地に行くというよりはハイキングにいくつもりで半日くらいの時間をみてくると満喫できるんじゃないでしょうか。

獅子岩

この岩は有名な撮影スポットらしく、鬼ヶ城と同様「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されています。

獅子が海に向かって吠えているように見えますね。

そういえば、ギリシア神話には英雄ヘラクレスがネメアのライオンを退治するエピソードがありました。
この岩は悪い獅子がいて退治されたとか言った言い伝えはないみたいです。
後付けでもいいから、なんかエピソード作ったらいいのに。(笑)

ちなみに帰ってきてから知ったんだけど、今回の鬼ヶ城の鬼で討伐された多娥丸の首が地中に埋まっているとされている、大馬神社というスポットが熊野市内にあったみたいです。
そして、その神社の狛犬代わりがこの獅子岩とされているらしいです。

この大馬神社も気になる~!
ただ自分はブラっといってそこから、また行きたいところができて・・・って流れは結構好きです。

次はこの大馬神社と鬼ヶ城の散策道を行く・・・ってのもいいし、道中の十津川村で見かけた「空中の村」ってのも気になってるんだよな~!
・・・ということで、しばらく奈良県・三重県の気になるスポットには困ることがなさそうです。

最近細かながらバイクもカスタムしたので、次はバイクについて書こうと思います。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。