筱見(ささみ)四十八滝に行ってきました(兵庫県)



2022年7月18日は海の日。この日は完全にフリーでした。
ソロツーリングに出かけよう!
でも海の付近ってなんか渋滞していて、暑いイメージがありますよね。
かといって海の日に山にいくのは天邪鬼かな?
じゃぁ間をとって、滝めぐりなんてどうでしょう?
・・・ということで決めたのではなく、ルーレットで行先を決めました。

今回はルーレットで行き先を決めました

最近「水曜どうでしょう」を見てて、「次の休み(海の日)どこ行こっかなー?」をルーレットで決めてみようと、心に決めていました。(大げさ)
行き先候補はこんなカンジ。

  1. 高野山・龍神方面
  2. 鵺塚
  3. 花の窟
  4. 質志鐘乳洞公園
  5. 筱見四十八滝
  6. 果無集落

適当に行きたいところを6箇所書いただけなんだけど、1だけが具体的じゃなくて笑えます。(笑)

まぁ、今後は2ヶ所回るにあたり、1ヶ所を補充してルーレット回して・・・。
残り2ヶ所になったら、また6ヶ所まで補充して・・・ってカンジで回ったら、大体の行きたいところにはそのうち当たるんじゃない?
とか思ったり、思わなかったり(笑)


で、今回は5番の、丹波篠山市の「筱見四十八滝」に決定!

僕はソロだと基本下道派。
下宿先(大阪府藤井寺市)からは約2.5時間くらいのようなので、、6時くらいに出発しよう。
そう、朝の早いうちに、気温の上がらないうちに大阪を離れておいて、体力を温存する作戦なのだよ!!
だいたいこの作戦で目的地を涼しいところにしておけば、帰る頃にはまた気温が下がって、結構快適なソロツーができるのだ。

・・・とか思っていたら、寝過ごしました。(笑)
しかも、慌てて出たら時計忘れたり、ドラレコ装着するの忘れたりで、無駄な時間を過ごしてしまい、完全に出遅れてしまいました。

気温も既に上がり始めているし・・・ということで、今回は近畿道の松原から吹田までは高速を使いました。
まぁ、せっかく高速道路乗れるバイク乗っているんだし、こういう時は無理に下道使わなくてもいいよね。

で、多分現地で2時間ほど歩くことになると思うんだけど、体力的に余裕があったら、4番の質志鐘乳洞公園にも行きたいところです。

筱見四十八滝に向かう

ルート的には吹田で降りて、池田市を通り抜けて173号線をひたすら北上すれば、あとは道沿いに「筱見四十八滝」と書かれた看板があったハズ。

で、まぁそこは記憶どおりでございました。
写真はドラレコの映像を切り取ったものなので、すごく粗いですね・・・。

あとは・・・まぁ、看板があるだろう。
と思っていました。
で、実際にはあったんです。看板は。

ただし、折れていたので、見えなかったのだがなっ!!


写真の赤矢印が筱見四十八滝に通じる道です。
来た方向からいうと右折するわけですね。

そんなことは全くしらず、看板がないなら直進だろう。
とバカの一つ覚えのように直進する僕。

やがて、柵のようなものに行き当たることに。

だけど、特に立ち入り禁止とかいった類のことは何も書かれておらず。
特に鍵もされておらず、簡単に開けられる様子。
先には車のタイヤ跡もあるし。

「はは~ん♪これはきっと猪などの野獣対策なんだな」
とか勝手な、解釈をして柵を開け、中を進みました。

「いや、やっぱなんかおかしいよね?だってさっきからずっと看板がないんだもの」
と気付いた時には、結構奥まで入ってしまっていて、無駄に足回りを泥だらけにしちゃいました・・・。

しかもリアには何やら枝が挟まっているし・・・。

どうでさっきから、何かカタカタ言ってると思ったよ。(笑)

そんなこんなで、引き返し(ちなみに引き返す時も転回するのに、苦労しました。)。
何か曲がるようなところがあったのではないか?と探していて、↑の看板を発見した次第ですね。

まぁ、そんなちょっとした迷子イベントも挟みつつ、無事に筱見四十八滝の登山口?散策道入口?に着いたのはお昼の11時半過ぎ。

案内板を見ると、こういったことが書いています。
「手洗い滝」「弁天滝」「肩ヶ滝」「長滝」「シャレ滝」「大滝」「二の滝」「一の滝」があり、八つの滝が始終流れているので、「四十八滝」だという。
昔は修験道の修行場だった。
四十八滝周回コースは約2時間。
登山に適した服装、装備を着用すること。

まぁ、僕は普段バイクに乗る時はトレッキングブーツだし、メッシュジャケットはそのまま着ていきます。
あとはボディーバッグに500mlのペットボトル2本と、カロリーメイトなどを忍ばせて、周回コースに入りました。

筱見四十八滝を周回してみた

周回コースに入るとすぐに手洗い滝が見えてきます。

かなり早い段階で見えてきたので、本当に2時間もかかるのかな?とか少しナメ出した僕。

次に出てきたのは、弁天滝と肩ヶ滝。
右上の方に写っているのは九眼白天王の祠でした。
九眼白天王って龍とか、ヘビもしくは水の神様なのかな?
実は帰ってから調べましたが、いまだに何なのかわかっていません。
※誰かわかる人がいたら、TwitterのDMとかで教えてもらえたらうれしいです。


とりあえず今回来たという挨拶と、無事に下山ができるように、とお参りしました。

で、ここまではかなり早いペースで来ていたので、完全にナメきっていた僕。
この後、道を間違えて、かなりの急斜面を下りだし「なんか変だな?」と思ったら、スタート地点まで戻ってしまいました。(笑)
この斜面をもう一度登る勇気もなく、また一から先ほどきた道を戻るように進み・・・。

次の長滝に到着。

僕は勝手に、ゆる~いハイキングコースくらいに思っていました。
家族連れで夏の避暑にもってこいですよ。くらいの、ゆる~いヤツを想像していたんですね。

ところが、周回コースは結構ハードで、こういった鎖を登るような場所が結構あって、岩場で結構服を擦ったので、半そでだったら、擦り傷とかしてただろうね。

で、どこがどう洒落てるのかよくわからない、シャレ滝

落差が20Mあると書かれている大滝

このあたりで相当体力を消耗して、参り始めていた僕。
やはりライディングパンツのまま登山するのはキツイです。

とはいえ、残りは二の滝と一の滝のみ!
そう思っていたんだけど。

突如告げられる終点

しかし、前項で看板に痛い目に合わされていた僕は
「これはきっと、終点付近ということなんだろう」
と思い、もう少し進むと・・・。

ほらね!!
ちなみに、さらに「多岐連山縦走コース」というのがあるみたいだけど、今回は滝めぐりなので、滝を見終わったら引き返すことにします。

上が一の滝、下が二の滝

というカンジで、約1時間半くらい歩いて結構ヘトヘトになりました。
しかもバイク用のグローブで岩場を登っていたんだけど、途中でグローブを落としていたことに気付き、引き返して探す・・・なんてこともあって、結構無駄に時間と体力を消耗してしまいました。
かなり上の方に「体力的に余裕があったら、4番の質志鐘乳洞公園にも行きたいところです。」とか書きましたが、そう思っていた頃の僕がいたら、張り手をくらわせてやりたい。そんな気分です。

とはいえ、こういう疲労感は心地いいというか、大好きですね!!

お昼休憩

無事に下山し、時刻は13:00過ぎ。
カロリーメイトで昼食を済ませるのも少し寂しいのかな?と思って、回りを散策したところ、元小学校?の里山工房くもべでランチしました。

もう、この時には疲労で眠気もきていたし、今から帰れば下道でも4時過ぎ。
そろそろ引き返し時かな。と思っていました。

謎の看板「那須与一」

もう帰ろう・・・、と思っていた。
が、しかし!
だが、しかし!!

行きの道中から気になっていたものがあります。
それがこれです。

那須与一。

FFシリーズにあった、「よいちの弓」なんかが有名なんじゃないでしょうか。
源氏と平家の戦いで、的を撃ち当てた弓で有名な人ですね。(超適当)

そんな与一さんの縁のスポットが近くにあるってこと?
それにしちゃ看板のヒントが少なすぎるよ!(笑)

とはいえ、今日はもう意地でもスマホ(ナビ)には頼りたくない気分の僕は、その辺をバイクで行ったりきたりしました。
そして、見つけました!
謎の看板から100m程度南にいった所に「瑞祥寺」そして「那須与一大権現」と書かれた石柱を!

ここは曹洞宗のお寺です。
那須与一が源義経に従って、丹波を通過する際に病気にかかり、観音寺に祈願して回復。
その後の屋島の源平合戦で見事に扇の的を射落した。
といった縁で、分霊を祀っているのだとか。

的を射る = 合格 がかなうと言われていて、多くの参拝者を集めているそうです。
うちの娘も今年受験生なので、お参りさせていただきました。

まぁでも思いましたね。
やっぱ看板のヒント少なすぎるよね。(笑)

とはいえ、体力もカラッカラに消耗して、その日は泥のように眠ることができました。
たまにはこれくらい疲れるの気持ちいいですよね。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。