真・女神転生をプレイしながら悪魔を紹介していく-その12 フツオと警視庁ビル、銀座



前回魂を天に誘われたハズのヨシオと早速再開することになります。それも霊魂のまま。この世界の天の使いとやらはあまり仕事ができないらしい。
その後にスティーブンやワルオ、なんなら序盤に井の頭公園で出会ったおじいさんと再会したり、いろんな人と一気に再開する展開になっています。
ゲーム的には中盤の終わり付近なんでしょうね。

ざっくりと今回のプレイ範囲のストーリーを紹介

今回もプレイ範囲のストーリーをざっくりと紹介します。

六本木のおじさん二人を倒したことで、六本木の結界がとけました。
すると六本木の東部に地下道の入口があって、行くことができるようになっています。

地下道の入口に入ると、ヨシオと名乗る幽霊?魂?がフツオと話しかけてきます。

警視庁だったビルにあるロボット警官のコントロール装置を何者かが動かそうとしている。それをとめて欲しい。と。

ヨシオには肉体がないのでどうしようもできない。ということらしいです。

なぜヨシオが警視庁ビルのロボットのことを気にするのかが、謎だけど、この付近の街への被害を恐れているのかな。
まぁ、他にすることも特にないし、ここでは頼み事をきく、きかないの選択肢もなく、属性に影響が起こることもありません。
このヨシオと名乗る霊魂も、本人のようだし、素直に友の頼みを聞くことにします。

ついでヨシオはこの先まっすぐに行くと警視庁ビル、右にいくと銀座とか道案内もしてくれます。
でも、この先は三叉路になっていて、左にいくと、どこに続くかは教えてくれないんだね。

ちなみに左にいくとスティーブンがいまして、同時に呼び出せる悪魔を3体から4体にしてくれます。

これで最大6人のパーティーが組めるようになるわけですね。
スティーブンと会うのは東京が崩壊する前です。
トールマンが落としたICBM(ミサイル)からどうやって逃れた?とか。
崩壊後の東京をその肉体でどうやって生き抜いてきたのか?とか。
なぜ30年たったのに外見が変わらないのか?とか。
いろんな疑問がありますが、ここでは気にしません。

その先にはワルオがいます。

ここで、勝負してみるか?と聞いてくるので、「はい」と答えると、「ははっ 冗談だよ」と返してきます。
実は内心ビビッてんじゃねぇの?とか考えると、ちょっと笑えたり。
しかし、その後すぐにトーンは変わり、この先の池袋方面には絶対に行くな。と忠告をしてきます。
フツオのことを思って言ってるので、言うことを聞いてくれと。
上からではなく、頼みごとをする風な言い方をするあたり、切実な思いなんでしょう。
ここでは一旦言うことを聞いて、池袋方面にいくことはやめておきます。

ところで、前回登場した、ヨシオの魂を天にいざなうとか言っていた神の使いとやらは一体どうしたんだろう。
天にいざなう途中なら、せめて同行すべきじゃないのか?それとも「やっぱ、やーめた」ということなんだろうか。

あと、この六本木の地下外の、しかも三叉路の付近で、ヨシオの霊魂、スティーブン、ワルオとそれぞれ出会うわけなんだけど、この3人絶対に出会ってるよね?
配置的にはヨシオ、スティーブン、ワルオと会うことになるんだけど、じゃんけんかなんかで配置場所を決めたのかな?
・・・とかいろいろ思うこともあるんだけど、これも気にしません。

とりあえずは、警視庁ビルに行きます。
警視庁ビルの中では主にマシンがエンカウントします。
まぁ、はっきりいって雑魚なので、特に書くこともありません。

で、最上階にはマッドサイエンティストと名乗る?いかにもな風貌な博士的な人がいまして、戦闘になります。

数回このビル内でエンカウントした雑魚マシンとの戦闘を挟んだ後に、ここのBOSSにあたる、マシン警備システムとの戦闘になります。

が、はっきりいってこのパーティーの敵ではありません。
マシンなので、ジオ系の魔法が効くので、フツコのマハジオで感電させたら、総勢6体のパーティーでタコ殴りにして戦闘は終了となります。
そして、この警備システムの残骸の中からメモリボードを手にいれます。(入手後スティーブンに会うと、ストックできる仲魔数を増やしてもらえる。)

博士もショボーンとなっていますが、ここでトドメを指すわけでもなく、この後彼が登場することもありません。

で、ここからの行けるルートとしては、以下2とおりとなります。

  1. 池袋方面
  2. 銀座方面

とりあえず、池袋方面はワルオからの忠告もあったし、何があるでもなく銀座方面に向かいます。
で、銀座方面では特に目立ったイベントはありません。
やたらとマップは広いけど、特にこれといったトラップもなく。といったカンジ。

街の情報で、品川にはメシア教の大教会があるとか、上野にガイア教の総本山があって、池袋方面から行くことができるとか聞くことができます。
まぁ、ゲームの進行的にこれから行く目的を教えてくれているということでしょう。

地下2階ではまたスティーブンに会うことができます。

先ほど警視庁ビルで手に入れたメモリボードを渡して、ストックできる仲魔枠を2増やしてもらえます。

地下3階では、井の頭公園で出会った老人と再会することになります。

この老人もスティーブンと同じく、謎の多い人物だけど、今は話ができるだけで、この老人のいる先に進むことはできません。
物語の後半にまたくることになるんだろうね。

この銀座のMAPはやたらに階段が多いんだけど、途中悪魔使いがとおせんぼしている先にある、階段からは品川に抜けることができます。

この悪魔使いとは3回の戦闘で勝利すれば、道をとおしてくれるようになります。

で、広かった銀座のMAPを抜けると、品川に到着!

次回は品川を散策する流れになります。

警視庁ビル、銀座で登場する悪魔

妖魔 ウォッチャー

警視庁ビルはほとんどの悪魔がマシンなので、特に書くことはないんだけど、一種類だけ妖魔が登場します。
それがこの妖魔ウォッチャーなんだけど、名前のとおり監視カメラ的な役割の悪魔だと思います。
ダイの大冒険とかでいる悪魔の目的な存在で、特に神話等の元ネタはないかと思っています。

獣人 ワーウルフ

このゲームではたった3種しかいない獣人、ワードッグ、ワーキャット、そしてこのワーウルフです。
攻撃力はそこそこあるんだけど、攻撃回数も1回だし、まぁ特に特筆するスキルはありません。
狼男ってたくさんの創作物に登場します。
北欧神話に狼に由来した戦士がいて、狼男の伝説に影響を与えているとか、ギリシアに伝わるリュカオーンという人物が狼に変身したと伝えられていたり、起源はなかなか複雑そうです。

地霊 カワンチャ

ネパールの伝承に登場する骸骨姿の悪魔で、人々に腹痛を起こさせると言われています。
一方で、供物をささげて正しい祀り方をすることで、病魔を追い払う守り神になるそうです。
ゲーム上のスキルも回復系がメインなので、後者の病魔を追い払う守り神の設定が強調されているカンジ。

妖魔 プルシキ

ネパールの仮面劇などで語られる神で、ガネーシャと同一視されることもあるそうです。
この作品でもガネーシャは登場するんだけど、ビジュアルも色違いです。ガネーシャが登場する時にもうちょっと書くことがあるかも。

闘鬼 ヤクシニー

インド神話における、ヤクシャの女性版らしい。ヤクシャは次回くらいに登場する予定なので、詳しくはその時に。

堕天使 レオナルド

レオナールとも呼ばれ、ゴエティアには登場しないけど、「地獄の辞典」によるとサバト(悪魔崇拝の集会)を執り行うらしい。
他にもバフォメットという悪魔がサバトを執り行うとされていて、同一視されることもおおいが、本作では登場しない。
ただ、バフォメットとちがって、レオナルドはサバトを淫行の場として利用しているイメージが強いように思います。

鬼女 ターラカ

インド神話に登場するアスラ族(神々と対立する種族)。苦行によりシヴァの息子以外には殺されない不死身の肉体を手に入れアスラ王となるが、後にシヴァの息子スカンダに退治された。とか。
ガンジス河とサルジュ河の間の森に棲む、近隣の村を荒らすヤクシニーとも。
前者と後者は同一のものとは思いづらいので、どちらかといえば、後者なのかな。

邪鬼 ラケー

このラケーはMAP上でエンカウントしたのではなくて、前項の銀座の悪魔使いが召喚した悪魔です。
ラケーはネパールに伝わる魔物で、悪い子供をさらって食べる人食い鬼と言われています。
祭りでラケーの仮面をかぶって踊る風習もあるらしく、そこまで邪悪なものとしては扱われていないのかな。日本でいうなまはげ的な位置づけなのかな。

今回数が多いから、かなり雑な紹介になっちゃった・・・。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。