新約聖書-5 イエスと12使徒-2

どうも、元山狐です。

今回は前回に続き、12使徒の残りの6人を紹介します。

前回の記事




12使徒を軽く紹介 その2

12使徒の一覧


左から真ん中のイエスを除いて以下のメンバーです。
前回紹介したメンバーには、一言で特徴を書いています。

  1. バルトロマイ
    影が薄い
  2. アルファイの子ヤコブ
    皮剥の刑
  3. アンデレ
    X型の十字架
  4. ユダ
    裏切り者
  5. シモン・ペトロ
    ポスト中澤裕子
  6. ヨハネ
    短気な作家
  7. トマス
  8. ゼベダイの子ヤコブ
  9. フィリポ
  10. マタイ
  11. タダイ
  12. 熱心党のシモン

で、こっからが続きですね。

7.トマス

実は僕個人的には、彼が一番魅力感じたんですよね。

ここからの展開を先にネタバラシすると、イエスはファリサイ派と呼ばれる、ユダヤ教の派閥と激しく対立、結果十字架にかけられて殉教します。

しかし、その後復活しますよね。
もう有名な話だから「なんと」とかいう表現する程でもないくらいです。

弟子達が喜ぶ中、トマスは最後までイエスの復活を信じず、イエスに怒られたw

っていう、なんか凄く親しみが湧きませんか? w

信頼しきっている人ですが、疑いの念をもってあたる、今の世の中に一番適応できそうな人です。

8.ゼベダイの子ヤコブ

前述のヨハネの兄です。
彼もヨハネと同じくらい12使徒の中では有名でリーダー格な人物ですよね。

彼とヨハネは二人とも「雷の子ら」と呼ばれていて、気性が荒いとされています。
前回の記事でも、
「イエスと旅をしている時に、歓迎しなかった町を焼き払おうとして、イエスに叱られたそうです。」
と書きました。

でも、後の展開でイエスが捕らえられるシーンがあるのですが、ここでイエスを護ろうと戦ったのはペトロで、他の弟子達は逃げ出してしまいます。

しかも、ペトロはその時に一人の衛兵の片耳を剣で切り落とします。
そう考えると、ペトロの方が気性が荒いような気がせんでもありません。

9.フィリポ

名前はギシリア語で「馬を愛する者」という意味らしいです。
他の使徒はいかにもユダヤ人っぽい名前なんですが、彼だけギシリア系の名前ですね。
まぁ彼に関してはそれくらいで、他あまり興味を引く記述はありませんでした。

10.マタイ

彼は、イエスの弟子になる前は徴税人だったらしく、この時代徴税人は人々から忌み嫌われる存在だったそうです。
なので、マタイもイエスの弟子となってからも「ローマ帝国の手先」として嫌われていたそうです。
そう考えると、弟子になってからも結構な苦労をしていそうです。

しかし、彼は他の使徒に負けず劣らず、熱心に活動しました。
福音書も残しているし、イエス死後も布教活動を積極的に行いました。
最後はエチオピアで布教活動中に殉職しました。
(説教内容が王を避難する内容だったことから、王を怒らせ、兵に殺された)

11.タダイ

参考書には「特に記述は見つからない。」とありました。
バルトロマイと中が良さそうですw

12.熱心党のシモン

弟子になる前は、政治結社「熱心党」のメンバーだったらしく、熱心党というのは、当時ローマ帝国から独立することを目的に作られた過激派組織のようです。
正義感に強い人物だったとあります。

前述の「マタイ」ですが、徴税人はローマ帝国の手先とされていると書きました。
この2人、仲が良かったのかどうかが気になりますね。

なんとなく記事を書いていて思い出したアニメ「悪魔くん」

原作は殆ど読んだことがないんですが、僕が小学校の頃、悪魔くんってアニメがありました。

ファウスト博士がかつてソロモン王が悪魔を従わせるために使った「ソロモンの笛」を悪魔くんに与えて、悪魔くんが悪魔12人(12使徒)を率いて、東嶽大帝率いる悪の軍団と戦う。って話だったかな?

東西含め、いろんな国の悪魔が登場していたような記憶があるんだけど、AmazonとかNetflixあたりで視聴できないかな・・・。

ちなみに写真のゲームソフトもやった記憶があります。
キャラクターもののRPGの割には結構やりごたえあったような記憶。

最後に

ということで、イエスの12人の弟子達を紹介しました。

実は、この新約聖書なんですが、結構クライマックス付近まできた感がありまして、しばらくこういったネタで進行を遅らせようとしていますw

では、最後までお読みいただきありがとうございました。