結構前の話ですが、会社の先輩と敦賀方面(福井県)に向けてバイクツーリングしてきました。
道中、滋賀県の琵琶湖の西側にある「白髭神社」に寄りました。
琵琶湖の中に浮かぶ鳥居が絶景で「近江の厳島」とも呼ばれているようです。
名前のとおり延命長寿はもちろん、交通安全にもご利益があるらしく、とても人気のあるスポットです。
絶景!琵琶湖に浮かぶ鳥居
琵琶湖に浮かぶ鳥居がとても目を惹きます。
この白髭神社は近江最古の神社で、垂仁天皇の皇女である倭比売命(ヤマトヒメノミコト)が創建したと言われています。
倭比売命といえば、古事記で甥の倭健命(ヤマトタケルノミコト)が東方遠征に出かける際に、草薙の剣と、袋(火打石が入っていて、後に倭健命のピンチを救う)を授けてくれる心優しい女性として登場していましたね。
そして、御祭神として猿田彦命(サルタヒコノミコト)が祀られています。
猿田彦命は古事記の天孫降臨に登場して、瓊瓊杵尊(ニニギ)ら天津神を導いた功労者です。
この神社での猿田彦命は、白髪で白い髭を蓄えた老人の姿で伝わっているので、延命長寿にご利益があり、天津神らの導き手となったことが交通安全のご利益の由来となったんでしょうね。
写真に写っているとおり、琵琶湖に浮かぶ鳥居は絶景で、バイクだけでなく車や自転車などでもドライブにもとても気持ちのいいい場所なので、これは人気の場所になるのも納得ですね。
行ってきました。
この神社の付近は日にもよると思いますが、交通量が多くて結構混雑しています。
「国道を渡ることは危険なのでやめて欲しい」といったことが書かれているんだけど、鳥居が絶景で写真映えするからか、道路を横断する人たちがおり、それが原因になっているのかな。
ちなみに昨年の12月頃に、写真撮影用の展望台「藍湖(おうみ)白鬚台」が新たに設置されたみたいです。
交通安全のご利益のある神社の前で交通事故とかシャレにならないし、行く人は是非この展望台で絶景を楽しんでほしいもんです。
この案内図にもあるように、奥にはいろんな神様が祀られていて、
特に最奥にある岩戸社の前にあるご神体(巨石)は天岩戸を連想させる、神々しいものを感じます。
ちなみにこの後は、ベタなツーリングコースですが、メタセコイア並木に行って、その後敦賀の赤レンガ倉庫に行ってきました。
今回はツーリングがメインだったので、神社の滞在時間はあまり長くなかったけど、また一人でじっくりと訪れたいスポットでした。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。