「発見!古代エジプト -7つのひみつと最新エジプト研究-」に行ってきました。(大阪府)

どうも、元山狐です。

今回は、大阪府立弥生文化博物館(大阪府和泉市)の「発見! 古代エジプト-7つのひみつと最新エジプト研究-」に行ってきました。

エジプト関係の展覧会では以前『「黄金のファラオと大ピラミッド展」に行ってきた。』(京都文化博物館)という記事を書きました。

正直規模感でいうと、京都のに比べるとかなり小さいのですが、満足度は高いものでした。




3章からなる構成

以下のような構成で展示されていました。

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第1章
古代エジプト文明とは
パネルや模型で年表や当時の暮らしを紹介
第2章
古代エジプト7つの秘密
以下のテーマ(秘密)に焦点を当てた展示・解説

  1. 神と獣と人間と
  2. 神の言葉「メドゥ・ネチェル」
  3. エジプトの職人たち
  4. 古代エジプトの食卓
  5. エジプトファッション事情
  6. ファイアンスとガラス
  7. ミイラと冥界の旅
第3章
エジプト研究最前線
2015年に結成された「スキャンピラミッド」プロジェクトの最新成果を紹介

割合的には
1章:2章:3章 = 1:8:1
といったカンジで、割合的には2章がメインですね。

小さい・・・だがちょどいい!

正直始めは
「最近行った中ではかなり、少ないなぁ・・・」
と思いました。

会場となる特別展示室も正直広いとは言えず、展示点数も多いとは言えませんでした。

が、一般料金で650円とかなり安い部類です。
しかも帰ってきてから知ったのですが、年間パスポートが一般で2,100円とあり、
「弥生文化博物館・近つ飛鳥博物館の両館で有効です(特別展・企画展含む)。」
とあります。

年4回以上いくと元がとれる・・・1シーズンに1回。
縄文~飛鳥時代あたりが好きな人には、コストパフォーマンスがいいと言えるんじゃないでしょうか。

しかし、普段展覧会とかに行くと途中で集中力が途切れがちな僕には、実はこれくらいのサイズ感の方がちょうどよかったりします。

更には、この展覧会、入り口には「撮影OK!」とあります。

この手の展覧会には珍しいんじゃないでしょうか。

それに小さいと言いつつ、その割に結構凝ってるなぁ。と思わせる部分がありました。

協賛にユービーアイソフトの名前が!?

会場の垂れ幕を見た時に、協賛欄にユービーアイソフトの名前がありました。

ユービーアイソフトと言えば、ゲームメーカーです。
「アサシンクリード」が有名ですが、僕はこのシリーズはプレイ経験がなく、ハクスラが好きなので、「ダーククエストアライアンス」をVitaでやったくらいなんですけど。

で、なんでこのユービーアイソフトが、この展覧会の協賛に?

と、思ってましたが、中に入って納得。

なぜが、会場にはゲームが置かれていて、よく見ると
「アサシンクリード ディスカバリーツアー アンシエントエジプト」
とあります。

アサシンクリードの世界観(?)で古代エジプトを旅できる。といったものです。
アサシンクリードはやったことがないけど、この手のゲームでまず試すべきは!

住民キャラと戦うことだ!
・・・とはいえ、このゲームでは戦闘といった概念はないみたいで、体当たりしては鬱陶しそうな反応をされるだけで、戦闘に発展することはありませんでしたとさ(笑)

ただ、
「こんな小さい(失礼)博物館にゲームメーカーがこういう格好の協賛することってあるんだ!?」
と、びっくりしたんですが、このコンテンツは発売中のソフト「アサシンクリードオリジンズ」で無料アップデートされたものと同じ(もしかしたらちよっと違うかも)モノっぽいです。

ゲーム持ってないけど(僕は出張が多いので、Vitaくらいしかしません)このシリーズはVitaにもあるみたい。
最近やるゲーム無くなってきたし、買ってみようかなぁ。

他に個人的に面白いとおもったポイント

えじぷトリビア

解説パネルの類は写真撮影していません。(というか禁止されている)
が、至るところに「えじぷトリビア」というパネルがあり、
「王は家族や家来からファラオとは呼ばれていなかった」
といった「へぇ~!」となるような豆知識?情報?が紹介されています。

間違っていたら申し訳ないんですが、全部で13枚の「えじぷトリビア」があって、ちょっとフフッとなれます。

ツタンカーメンの頭蓋骨(銅製)

写真のとおり、ツタンカーメンの頭蓋骨を銅で作ったものです。
頭をナデナデしたり、目をグリグリしてみたり・・・。
これは子供でも結構テンションあがるんじゃないでしょうか。

ツタンカーメンのミイラ(レプリカ)

こっちの方がテンションあがりますね!
この棺の中にツタンカーメンのミイラ(レプリカ)が収められています。

これは是非、直接見てもらいたいと思って、今回はこんなアングルで撮ってみました。

ナマズのミイラ

こちらは本物のミイラです。

なんでナマズが・・・と思ったのですが、
「古代エジプトでは、ナマズは冥界に住み、冥界の暗闇を渡る太陽神の舟を導く存在だった」
らしく、神聖な動物と考えられていたのでしょうか。

ということで、サイズ間の割には見どころも多い展覧会でした。
会期は2018/9/24から2018/12/16ということで、まだまだ開催中ですので、大阪近隣の方、こちらの方面にこられる方は是非行ってみてはいかがでしょうか。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。




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