血首ヶ淵に行ってきました。(三重県)(名前のインパクトがすごい)



とある休日。
その日は雨だと思っていたんですが、朝起きたら空は意外と晴れていいました。
で、たまにはソロツーリングに出かけようと思って、バイクで出かけることにしました。
Googleマップでなんか面白そうな地名を探していると、三重県に「血首ヶ淵」というかなりインパクトの強い名前のスポットを見つけまして、行ってきました。

「血首ヶ淵」ってどんなところ?

下宿先のマンションから距離で80km程度なので、下道でも2時間強でいけそう。

名前からのイメージはこんなカンジ。

相変わらず雑なコラだわ。(笑)
たくさんの首が討ち捨てられた(事件とか歴史があった)池とか?

調べている間に限られた時間も過ぎていくし、こういうのは案外調べてみると普通で冷めてしまうこともあるだろうし・・・。
ってことで、特に何の下調べもなく出かけることにしました。

行ってみた

大阪からひたすら東に向かって進むカンジなんですけど、僕はGoogle マップのナビに任せて走行をしたので、結果的に道に迷いちょっとした悪路に入ってしまいました。
しかもそうこうしているうちに雪が降ってきて、ちょっとピンチを迎えました。

だけど、その間違えた道沿いにソニックのオブジェを発見。

なぜ、こんなところにこんなものが・・・。
理由は分からないけど、結構有名なスポットのようです。

で、地図をよく見てみると、どうやらナビのルートで目的地に着くことはできないっぽいことがわかりました。
このお寺の方に回り込んで、途中から徒歩になるのかな?

と思い、道を戻ると、やはりビンゴで案内板を発見!

どうやら藤原千方という人物が、討ち取った敵の首を投げ捨てたことが名前の由来になっているようです。
もっていたイメージと意外に近いんじゃない?(笑)

で、千方古道と名付けられた道があったので、この入口付近の邪魔にならないところにバイクを止めて、徒歩で行くことにしました。

この道は中々自然あふれる道でして、途中には千方が軍資金を隠したと言われる「黄金塚」、あと千方らが酒盛りをしたと言われる「斗戔淵」がありました。


敵の首を討ち捨てたり、将軍と呼ばれていたり、どうやら鬼を使役していたようなので、かなりの法力?をもった、人物なんだろうけど、イマイチ人物像が定まらない・・・。
でも僕は俄然この藤原千方という人物に興味が出てきました。

そして、道中ところどころ出てくる看板。

これ見ると、完全に心霊スポットですよね。(笑)

そして、歩くこと約20分。
ようやく目的地に到着しました。




この井戸は「雄井戸」「雌井戸」の2つがあり、今は川底にあるくぼみのようにしか見えませんが、伊賀市役所様のWebサイトによると、毎年7月最終の日曜日に「逆柳の甌穴(おうけつ)まつり」が開かれて、その際には甌穴内部を観察することができるみたいです。

伊賀市役所様のWebサイト

まつりに合わせて、川の流れを変えて、やぐらを組んで、穴の中の石や土砂を掘り出す・・・とかなり手の込んだ催し事ですね。

また、コロナ渦の状況もあって、昨年は中止されたようです。

この後、満松寺に行きたかったんだけど、雪が思いのほか強まってきて、帰りが心配になってきたので、今回は断念・・・。
でも藤原千方には他にもゆかりの地があるようなので、この人物のことをもう少し調べてから、また改めて回ろうと思います!

結果的には、今回かなり楽しかったです。
また、珍しい地名を目指して実際は見てのお楽しみ・・・的なソロツーリングもやってみたいですね。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。