フラウロスについて

今回はゴエティア序列64番目の悪魔フラウロスについて書きます。
この悪魔は屈強で恐ろしい豹の姿をしていて、前回のアンドラスにも負けないくらい狂気に満ちた悪魔のように見えます。
手持ちの資料にもWikipediaにも協調して嘘をつくことが挙げられているのですが、裏を返せばすごく正直者のような気がするヘンな悪魔です。



フラウロスについて

冒頭でも書きましたが、フラウロスは豹の姿をしています。
この画像では立ち上がった姿をしていて、ただでさえ豹は恐ろしいのに、立ち上がって、こんな爪をアピールされたら、そりゃ恐ろしいわ。ってなもんです。

召喚者が命じることで人の姿をとるようですが、見た目のインパクトとしてはやはり豹の立ち上がった姿の方が強いですね。
ちなみに今まで紹介をしてきた悪魔にも豹の姿をとった悪魔は結構いましたので、次の項で豹の姿をした悪魔たちを紹介したいと思います。

フラウロス位ですが、爵位は公爵、率いる軍団の数は36とあります。

能力は以下のようにあります。

  • 過去・現在・未来のすべてに通じている
  • 魔法の三角形の外では必ず嘘をつく
  • 神や世界の創造、悪魔たちがいかにして堕天したのかを教えてくれる
  • 術者を他の悪魔から守ることができる
  • 術者の敵を焼き尽くすことができる

自分の中では「魔法の三角形の外では必ず嘘をつく」というのが引っ掛かっていまして。
おそらく魔法の三角形 = 召喚する時の魔法陣のことかな。と思っています。

召喚して、魔法陣の中に聞きたいことを問えば、正直に話してくれるのかな。とか。
逆に魔法陣の外では「必ず嘘をつく」のなら、話すことをすべて逆に解釈すれば、問題ないのかな。とか。
術者を他の悪魔から守ることができる。という能力も考えると、以外と扱いやすい悪魔なのかな?と思ったりします。
何気に術者の敵を焼き尽くすことができる、っていう能力も戦力としては高いものを持っているように思います。

豹の姿をした悪魔たち

ゴエティア序列60番目の悪魔ウァプラの記事では、ライオンの姿をした悪魔たちを紹介しました。
また、ゴエティア序列61番目の悪魔ザガンの記事では、グリフォンの姿をとった悪魔たちを紹介しました。

で、今回は豹の姿をした悪魔たちを紹介したいと思います。

豹の姿をした悪魔たち

  1. 序列12 シトリー
  2. 序列57 オセ

今回のフラウロスとあわせて豹の姿をした悪魔は3人と、正直自分が思っていたよりもかなり少ない数でした。
オセも今回のフラウロスも、召喚された時は豹そのままの姿をしていて、シトリーは豹にグリフォンの翼を足したような姿をしています。
派手さ的にはシトリーが一番華があるように思います。

今回たまたま気づいたんですけど、シトリーもオセもフラウロスも共通して、他人の秘密とか隠し事を暴くであったり、教えてくれる能力を持ちます。
あまり性格のいい(って悪魔に性格の良さを求めるのがおかしい話なんですがw)能力ではないんだけど、豹はネコ科に属する動物で、猫は七つの大罪では「嫉妬」に関連付けられています。
なんとなく嫉妬と他人の秘密を暴くってのは関連があるような気がしますね。

ということで、ゴエティア序列64番目の悪魔フラウロスについて書いてみました。
最後までお読みいただきありがとうございました。