旧約聖書について -4 カインとアベル

どうも。元山狐です。

前回エデンを追い出されたアダムとイブ。
彼らは、「産めよ増えよ、地に満ちよ」という言葉に従って、二人の子供を設けます。

ちょっと、前回勉強不足で、この言葉を言ったタイミングに言及できていませんでしたが、どうやらこの時点で言ったようです。

つまり、この時点では神は人間のことを罪を犯したものの、愛していた。という風に僕は思います。

今回はこの二人の子供がメインのお話となります。




カインとアベル


アダムとイブの子供は、カイン(兄)とアベル(弟)といいました。

で、兄のカインは農耕を。
アベルは牧畜を生業としました。

この世界では狩りはなかったんですかね。

まぁ、それはさておき、カインとアベルは神に感謝の意を表すために捧げ物を準備しました。

カインは農作物、アベルは子羊でした。

しかし、神は農作物には全く興味を示しませんでした。
野菜の気分ではなくて、お肉の気分だったのかな?
(僕も久々にジンギスカンが食べたいなぁ。。。)

この時アベルを嫉妬したカインには良くない心が生まれました・・・

罪を重ねるカイン

結果!


弟に嫉妬したカインはアベルを殺GUYぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!

カイン「やったぜ!スッキリィィィィィィ!!」

これが人間史上初の殺人事件なのです。

動機:神の依怙贔屓
(祟られるか?w)

当然、神がこれに気付かないハズがありません。


「弟のアベルはどこにいったのですか?」

カイン
「知りません。私は弟の番人じゃありませんから。」

これが人間初の「嘘」らしいです。
前回アダムとイブを唆したヘビのは嘘にならなかったのかな?まぁヘビだから人間初ではないんですがね。

ここで、神は言います!


神「見た目は神!頭脳は神!その名は神!
神の名にかけてっっっっ!
犯人はお前だっ!!
Q.E.D. 証明終了ぅぅぅぅ!
真実はいつも一つぅぅぅ!

バーローw w w」

こうして、色々混ざった神の推理と勢いに、カインは弟殺しを見破られて、農耕に従事することができなくなってしまいました。
※神に農耕をしても作物を収穫することができないと宣言されます。

今いる地を追い出されたカインは流浪することになりました。
(その後ノドという地に落ち着いた。とあります。)

カインが流浪した後、アダムとイブにはセトという三男が生まれます。

そして、血筋は残り、長い期間が経ち、有名なノアらの世代に話の舞台は移ることになります。

最後に

ここのエピソードが短かったので、前回の記事と、今回の内容を一つの記事にしようと思ったのですが、一つにすると中途半端に長かったので、やっぱり分けました。

話変わりますが、カインの罪に対して、両親にあたるアダムとイブの記述がないのがちょっとあっさりし過ぎている気がせんでもありません。

カインを庇って、アダムとイブも罰を受ける。くらいのことがあってもおかしくないと思うのですが、これは参考書で省かれたのかな?と思ってネットも調べてみました。

すると、カインの罪が発覚した時、神はカインに耕作をしても作物が収穫出来なくなることを伝え、同時に他の者にはカインを殺すものには7倍の復讐があることを伝えた。
とありました。

この記述からすると、アダムとイブはアベル贔屓だったのかな?
とか、
恨みからカインを殺す可能性があると神は思ってそうしたのかな?とか思います。

なんなら神がカインを守っているようにも見えます。
罪を憎んで人を憎まず。ってヤツでしょうか。

親の愛を巡って生じた心の葛藤を「カインコンプレックス」というみたいですね。
兄弟の上が下にコンプレックス感じるパターンってのは、周りでも結構あったような?

あと、更に脱線しまして、カインとアベルと聞いて何を思い出します?

僕はFEのキャラクターですね。
名前のモチーフになったかどうかは知らないけど、このキャラクターたちは終始仲が良かったなぁ。

あとFF4のカインって竜騎士は闇があって、少しこの物語のカインと似た匂いがします。

日本のドラマで「カインとアベル」ってのがあるらしいのですが、見たことがないんですよねぇ。
DVDあるなら借りてみようかな?

とか、物語部分は短かったけど、結構考えることがある部分でした。

次回は「ノアの箱船」を紹介します!

では、最後までお読みいただきありがとうございました。