旧約聖書について -5 ノアの方舟

どうも。元山狐です。
今回はノアの方舟を書いてみます。

もうこの話は超メジャーですので、ここで書いたところで
「んなこたぁ知ってる!」
って方も多いとは思いますが。

まぁお時間ありましたら、お付き合いください。




堕落しまくった人間

前回書いたカインとアベルの話の後に、アダムとイブはセトという息子を授かりました。

ノアはこのセトの子孫となります。

この頃には人間はかなり増えました、一方で彼らは我が物顔で地上を支配し、悪行を重ねていました。

つまり人間はヒャッハーしてました、ヒャッハリアンだったのです。(なんだそりゃ)

\ ヒャッハー!!/

多分こんなカンジ。(違)

それを見た神は心を痛めました。

そして、神は思いつきました。
神「そうだ、滅ぼそう」

ノアの方舟

極端過ぎる気もしますが、まぁこう至るまでに細かなヘイトがドンドン積み重なってきたんでしょう。

企画書を練り、計画的に人類抹殺計画を進める神でしたが、ノアだけはまともというか、清く正しく生きていました。

そこで、神は彼とその家族だけは救ってやろうと考え、ノアに方舟を作り、それに家族と動物を乗せて生き延びるように命じました。

そして、自分の妻、子とその妻、そして全ての動物を二匹ずつ(つがい)乗せました。

この絵画では、結構な人数を動員して方舟を作ったように見えますが、彼らは見捨てたんでしょうかw

もしくはこれに乗ることを拒否された人達が描かれていて、彼らはアイルランドに向かったのかもしれません。(この記事の最後の方で、この件も軽く触れています)

そして神は大洪水を起こします。
洪水は40日間続き、舟に乗った者達を除いた全ての生き物は死に絶えました。

神「浄化完了っっっ!」

洪水から150日後、方舟がアララト山の山頂に止まったことで、ノアは水が引き始めたことを知ります。

そして、ノアらは地上に戻り、人間や動物たちは再び地上で生活をすることになりましたとさ。

ちなみにアララト山はトルコにある実在する山で、標高は5,137mということでかなりの高さの山です。
「この高さの山の山頂に水が引いたことでとまった。」
ってことは、洪水によって水の高さが、少なくとも5,137m以上あったということになります。

ちょっとスケールがデカすぎてピンときませんw

その際、神は二度と全ての生物を滅ぼすことはない。
と誓い、ノアらを祝福し、しるしとして天に虹をかけた。
とあります。

こうして人々は、新たな生活を送ることになります。

最後に

物語の年代と登場人物の年齢

聖書の年代が実際の歴史と照らし合わせると不自然だったり、登場人物の年齢が100歳どころか500年以上生きてるのがザラで、ええーっ!?って思うところが多々あります。

例えば、神が世界を作ったのはBC3760年頃だったりして、その頃とうに人類はいたわけですね。
メソポタミア文化や、黄河文明あたりはあったんじゃないでしょうか。(適当)

もっと前には恐竜の時代もあったわけですし、神が作る前からあった地球はどうなったの?とか。

ノアは600歳になって、方舟を完成させたり、アダムは930歳まで生きたとか人間離れした部分がかなりあります。
今回の方舟の物語はBC2293年の出来事とあります。
ちょろっと調べると、アッカド帝国が興った頃と同時期くらいのようです。

聖書といえど、人の手によって書かれたものなので、彼らが知らないこともあっただろうし、史実と照らし合わそうとしたり、ヘンにリアルな数字を持たせると違和感が出ますので、このシリーズのスタンスとしては、そのへんのことは全無視して、聖書を物語として楽しもうというスタンスで進めます。

つまり、細かいことは気にするな。
そうすれば楽しめるさHAHAHA!ってことですね。(?)

類似した話

類似したというか、関連する話というか、このノアの方舟を思い出させる神話ってのは結構あります。

まずは、以前に僕がまとめていた「ケルト神話」では、アイルランドにノアの子孫達がやってくるところから物語がはじまります。

ケルト神話について-2 神話サイクル


※子孫とはいっても方舟には乗せてもらえず、大洪水が届かない場所を求めてアイルランドにやってきます。
(でもあっけなく滅びるw)

また、これも以前まとめていた「ギルガメシュ叙事詩」では、永遠の命を得た王ウトナピシュティムは神の啓示で舟に乗って大洪水を生き延びたとあります。

ギルガメシュ叙事詩-4 ギルガメシュと永遠の命


※こちらの方が物語としての成立が早いので、この話がモデルでノアの方舟の話が作られたのかな?

僕はあまり詳しくないけど、一回リセットしてやりなおす的な展開って、インドのシヴァ神、ブラフマー神、ヴィシュヌ神による、「破壊」「創造」「維持」みたいなものもあるし、考え方としては結構メジャーなのかも知れません。

ということで、またもや物語部分よりも最後の脱線部分の方が長くなってしまいました。笑

では、最後までお読みいただきありがとうございました。