今回はゴエティア序列21番の総裁であるモラクスを紹介したいと思います。
まぁ正直爵位もゴエティアの悪魔たちの中では高いとは言えず、その能力と含めてとても地味な悪魔でございます(笑)
しかし、Wikipediaで見かけた記述では「モレク」という異教の神と関連付けた見方もあり、元は人々に崇拝されていた古き神なのかもしれません。
容姿について
資料には「人間の顔をした、大きな雄牛の姿で出現する」と書かれています。
・・・それ、妖怪の件(くだん = 人間の顔に牛の体を持った妖怪で、誕生すると凶事を予言すると言われている。)じゃね?
って思ったんですが、どうやら違うようです。(笑)
また牛の頭に人間の体という描写もあるようで、そっちの方が悪魔とか怪物としての馴染みがありますね。
ミノタウロスとか。
そういえば、僕が好きなマンガで『よんでますよ、アザゼルさん。』という作品があるんですが、「モロク」というキャラクターがいました。
「モロク」で検索すると、冒頭でも書いた「モレク」という古代中東で崇拝された神の別の呼び名なので、やはり関連がありそうですね。
なので、写真もモロク像を貼っておきますね。
能力について
手持ちの書籍には、
天文学、教養学、薬草と宝石の効能を教えてくれる。
使い魔を与えてくれる。
とあります。
・・・超絶地味ですね。(笑)
地位・出身について
地位は総裁ということで、ゴエティアに名を連ねる悪魔達の中では決して高いとは言えません。
ただ、36の軍団を率いているとあり、率いる軍団数自体は結構多いです。
出身については、やはり中東、カナン地方で崇拝された神が、異教の扱いを受けて悪魔とされたんでしょう。
今回かなり地味~な記事になっちゃいました・・・。
次回はゴエティア序列22番目の悪魔イポスについて書きたいと思います。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。