北欧神話-26 ラグナロク-2

どうも、元山狐です。

今回はラグナロクにおける神々と巨人たちの戦いについて書こうと思います。

最終決戦ということで、今まで登場してきたキャラクター達がバッサバッサ死んでいきます。

このシリーズを書く前は北欧神話はラグナロクで終わり・・・と思っていたのですが、その後世界が復活するようで、次回はそれについて書いて、シリーズを一旦締めたいと思います。



オーディンvsフェンリル

フェンリル(狼)とヨルムンガンド(大蛇)は、兄弟並んで進行してきます。

フェンリルは口を大きく開けていて、それがあまりに大きいので下顎は地面をかすって、上顎は空を押し付ける程でした。

一方、武装が整ってウィグリドの野に到着したアース神族勢の先頭は、スレイプニル(馬)に乗り、黄金の兜と鎧を身に着け、手にはグングニル(槍)をもってフェンリルめかげて突進しました。

並走していたトールは、並んでヨルムンガンドの相手をすることになり、オーディンは1人でこの怪物と戦うことになりました。

で、オーディンとフェンリルは激しい戦いを繰り広げましたが、最終的にはオーディンはフェンリルに飲み込まれて敗北してしまいます。
フェンリルもスレイプニルも母が違うとは言え、ロキの息子になるんだけど、スレイプニルも一緒に飲み込まれたんでしょうか。

しかし!
それで終わりではありません。

実はこのブログではまだ紹介していなかったのですが、オーディンにはヴィーザルという息子がいました。

彼はオーディンと巨人族のグリーズとの間に生まれていまして、ある日オーディンが洞窟の中に美しい彼女を見つけて、口説いてヴィーザルができたと。
で、ヴィーザルの母はラグナロクの際に、ヴィーザルの父が破れ、その敵を討つと知り(予言なのか、ノルン(運命の女神)から聞いたのかなどはっきりしませんが)息子に鉄製の靴と膝当てを与えたようです。

そんなヴィーザルは、鉄の靴でフェンリルの下顎を踏みつけて、剣をフェンリルの喉に突き立てて倒しました。
ちなみに、「上顎を掴んで、力任せに口を引き裂いた」という説もあります。

このことからすると、開けた口が地上から空に届くとか、オーディンを飲み込んだ・・・ってのはちょっとサイズ感よくわかんないし、サイズは比喩ってことになるのかな?

ともあれ、母のいう通り父の仇を討ったヴィーザルは、その後もラグナロクを生き残った数少ない神の1人となっています。

トールvsヨルムンガンド

前項でも書いたように、トールは大蛇ヨルムンガンドと戦うことになりました。

この2人はトールがウートガルズ(ヨートゥンヘイム(巨人達の住む世界)の都市)を遠征した時にも会ってますし、このブログでは紹介していませんが、別のエピソードでも絡むことがありました。

北欧神話-19 トールのウートガルズ遠征-3

ということで、今回が因縁の対決となります。

結果としては、トールがお得意のミョルニル(槌)で大蛇を倒します。

しかし!(2回めw)

ヨルムンガンドは毒液を吐きます。

勝利したトールでしたが、そのヨルムンガンドの毒を浴びてしまい、よろよろと9歩後ずさると、そのまま倒れて死んでしまいました。

他の神々も倒れていく

戦いはまだ終わりません。

先程も貼ったこの画像の後ろの方では、フレイとスルト(火の巨人の長)が戦っています。

フレイと言えば、ゲルズという娘に恋して、その愛を得るために最大の武器「フレイの宝剣」を手放してしまいました。

北欧神話-21 フレイとゲルズ

とはいえ、フレイは宝剣がなくても戦闘能力は高く、鹿の角で応援し善戦します。

が、最後はスルトの炎をまとった剣の前に倒れてしまいました。

そしてまだ紹介すべき戦いがあります。

フェンリル、ヨルムンガンド(あとスレイプニルも)の父、ロキです。
復讐に駆られ攻め込んできたロキには、アースガルズの番人ヘイムダルが応戦しました。
しかし、勝敗はつかず、2人は相討ちとなって果ててしまいます。

他にはガルムというヘルの番犬もラグナロクには参加していました。
これにはチュールが応戦しますが、こちらも相討ちとなります。

スルトが全世界に火を放つ

殆どの神々や巨人族が倒れた時、スルトが全世界に火を放ちました。

アースガルズをはじめミズガルズ、ヨートゥンヘイムなどありとあらゆる種族達が住む世界が火に包まれ、焼き尽くされた大地は海に沈んでしまいました。

終わり

・・・ではありません。(笑)

この終わりでは流石に暗すぎると思われたからなのか、この後世界は再生の兆しを見せるような展開で北欧神話は幕を閉じます。

ということで、北欧神話シリーズは次回が一旦締め、となるかと思います。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。