昨年の話なんですが、世界遺産ポンペイの壁画展に行ってきました。
ヴェスヴィオ火山の噴火によって一夜にして滅びた、古代都市ポンペイ。
ポンペイ含むカンパニア地方はぶどう酒の産地だったらしく、特にポンペイはローマの商業都市として栄えたらしいです。
そんなポンペイの当時の文化や生活が伺える、っていうイベント。
もともと六甲山に登ろうと思って兵庫にきたものの、天気悪くて急遽こっちに変更したってことで、事前に情報も知らずあんまり印象に残ってないんですが、せっかく行ったのでご紹介します。
第1章 建築と風景
壁画の様式や用いた道具の展示。
様式は年代によって第一様式から第四様式まであるみたいです。
芸術の様式にはあんまり興味が持てなくて、頭に入りませんでした・・・。
第四様式の頃になると、画材としてエジプトの青が使われたものが多く展示されてました。
展示物には「AD1世紀半ば」とあったので、エジプトはローマ属州になった後ですね。
そんな関係で資源が集めやすかったのかな。
画材としては定規やコンパス、顔料が展示されてました。
特にコンパスは原型がまんま今と一緒で、なんとなく「おおっ!」ってなりました。
第2章 日常の生活
当時の生活を描いた壁画がメイン。
戦車競争の壁画があって、なんとなくジョジョの2部でワムウとジョジョの戦いを思い出したくらいで、あんまり覚えてません笑
第3章 神話
神話の神々を描いた壁画。
特に酒の神ディオニュソスと信奉者マイナスを描いたものが多かったです。
この記事の初めにも書きましたが、このあたり(カンパニア地方)はぶどう酒の産地でした。
お酒が当時の収益の要だったと考えると、やはり信仰の中心もそうなってくんのかな。
日本においても商売の神様の恵比寿様とか大黒様が人気なので、なんだか少し似ている気がしますね。
ちなみに、恵比寿様は先日の記事で紹介をした、少彦名神という説もあります。
第4章 神々と信仰
3章と同じくギリシア神話の様々な神々の壁画の展示でした。
ギリシア神話は何冊か本を読んでるんですが、解説が結構丁寧なので前知識無しでも楽しめたと思います。
世界遺産&壁つながりの話題なんですが、今九州で「世界遺産 ラスコー展」ってのがやってまして、昨年東京で、今年宮城県でやっていたのが巡回しているそうです。
近畿・・・いやせめて東海くらい巡回して欲しい!
都合よく九州の仕事とか入らんかな?笑
では、最後までお読みいただきありがとうございました。