エジプト神話-7 エジプト バラバラ殺人事件

今回もエジプト神話の続きを書きたいと思います。ですが、先に謝っておくことがあります。今回は半分以上が脱線していまして、肝心のエジプト神話の話としてはほとんど進んでいません。(笑)「バラバラ殺人事件」と書いた時点で、どうしても「真・女神転生」のことを書いてしまいたくなったからです。反省はしていません。

エジプト神話について-6 ラーの真名を聞いて覚醒するイシス

前回無事にオシリスの身体を取り戻すことに成功したイシス。ところが、この時点で夫を甦らせる手段を持っておらず、一旦夫の入った櫃を三角洲に隠し、かつてエジプトの王として君臨していたラーにコンタクトをとります。今までイシスのイメージは、良妻賢母なカンジだったんですが、今回は狡猾な一面が垣間見えるエピソードとなります。

エジプト神話について-5 イシスの旅

前回、ドラム缶で東京湾に沈められた・・・ではなく、セトに鉛詰めの棺桶でナイル川に流されたオシリスは、遥か遠くのビズロスに流れ着き、何故か棺桶から芽が出て立派な木になり、宮殿の柱になっていました。一方で愛する夫を探して、女神イシスは旅をするのでした。果たしてイシスは夫オシリスを見つけることができるのだろうか!?

エジプト神話について-4オシリスの殺害

今回は次回の続き、セトのオシリス抹殺計画その2について書こうと思います。 セトは争いを好む神なので、武器を使うとか、腕力にモノをいわせるとか、直接的なやり方で相手を殺しそうなもんなんですが、今回は内容的になんじゃそのオモシロトリックは!?とツッコみたくなるような手法をとってオシリスを亡き者にしようとしています。

エジプト神話について-3理想の王オシリスとセトの計略

エジプト神話の続きについて書きます。今までは太陽が生まれた~とか、天と大地はこうやって分かれたとか。結構壮大なスケールの話でした。(ヘリオポリスに伝わる創世神話)で、今回からは、そのヘリオポリス神話に続く位置づけとして扱われることが多い、オシリスとその兄弟たちの神話「オシリス神話」について書こうと思います。

エジプト神話について-2 ヌトの出産

今回も前回に続いてエジプト神話について書きます。前回は混沌とした海「ヌン」から太陽神アトゥムが生まれて、それから大気、湿気と新たな神が生まれて、さらに大地と天空の神が生まれて・・・。という話の流れでした。今回はその天空の女神ヌトが夫の子を宿して、出産するまでの流れを書きたいと思います。知恵の神トトの活躍が見どころです。

エジプト神話について-1世界のはじまり

今回はエジプト神話の世界の始まりについて書きたいと思います。 エジプト神話はいろんな地域で語られていて、あまり体系的にまとまっておらず、話によって書いてることが違いますが、まぁバリエーション感の違いはあまり気にしない方がいいかな。 世界の始まりもいくつかバリエーションがありますが、ギリシア神話に似たものを感じます。