どうも、元山狐です。
先日仕事で兵庫県の小野市に行きまして、そこで気になった場所を見つけたので、帰りに寄ってみました。
※仕事を終えてから行ったので、サボリではありませんw
通りすがりに気になる看板が。
現場に向かって走っていると、
「山ノ神社」
って看板が目に入ってきました。
その看板は運転中だったので、写真は撮ってません。
一瞬、ヤマノカミヤシロと間違って読んでしまって、なんとなく、こんなイメージを持ってしまいました。
なんかトト◯って山の神様ってイメージなんですが、これは僕だけ?
なんせよ、気になって仕事を終えて晩だったのですが、行ってきましたよっと。
写真
っていうか雨降ってるし、写真が暗いw
正面はこんなカンジ。
神社について、何か書いてるけど、全く読めねぇw
こんなカンジの階段を登っていきます。
ピントがいい具合にブレていて、なんだか怪奇スポットな雰囲気ですなw
で、神社に到着。
愛嬌のある狛犬がお出迎え。
で、よくわからんが、こういう鳥居がたくさんあるのを見ると、なんかテンションがあがる僕w
ちなみに、撮った覚えはないんですが、こういう写真が写ってました。
多分、ストラップ持って振り回していた時にとれたものだと思うんですが、なんか光の加減が好き。
ちなみに僕は走る時、iPhoneを手に持つ派(ってそんな派閥があるのかどうか謎だが)なので、こういうストラップを付けています。
神社について調べてみた
完全なる気まぐれで行ったので、この神社のことは何も知りませんでした。
神社のWebサイトもなく、祀っている神様くらいしかわかりませんでした。
祀っている神様
主祭神
大山祇命(オオヤマツミ)
配祀神(主祭神に縁のある他の神様)
磐裂神 根裂神 八坂軻遇突知神 天児屋根神 姫大神 大歳神 経津主神 応神天皇 武雷神 御年神
他にこれといった情報を見つけることができませんでしたので、せっかくだし、今回は主祭神のオオヤマツミについて軽く紹介をしておこうと思います。
(っていうか、いずれ古事記もまとめていきたいですね。)
大山祇神(オオヤマツミ)について
大山津見神とも書きます。
オオヤマツミは「大いなる山の神」意味で、この神社の名前と主祭神がピッタンコなカンジです。
古事記では伊邪那岐神(イザナギ)と伊邪那美神(イザナミ)の御子と書かれていて、とても偉い神様なのです。
古事記ではイザナギとイザナミがたくさんの神を産みます。
最後に火之迦具土神(ヒノカグツチ)を産むことで、イザナミは死んでしまいます。
それに怒ったイザナギが、ヒノカグツチを斬り殺すことで三神がうまれるのですが、そのうちの一柱(神様は人ではなく、柱と数えるらしい。)がオオヤマツミです。
彼には容姿の美しい木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤビメ)と、ブサイクの磐長姫(イワナガヒメ)という娘がいました。
オオヤマツミは天照大神(アマテラスオオミカミ)の命で、葦原中国を治めることになった瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に、娘二人を妻として差し出します。
ニニギ
「ブサイクは嫌いなので、一人返します。」
こうして、ニニギとコノハナノサクヤビメは二人幸せに過ごしましたとさ。
チャンチャン♪
とはいきませんでした。
これに怒ったオオヤマツミ
「イワナガヒメを妻にしていれば、岩のように永く生きながらえただろうに!
イワナガヒメを送り返したことで、アナタの寿命は短くなるだろう」
以降、ニニギを含め彼の子孫(天皇たちも)の寿命は短くなってしまいました。
今、このブログでは「旧約聖書について」ってシリーズみたいなものを書いていますが、「アダムとイブ」に関する記事では、
善悪の実を食べたアダムとイブは神の怒りを買い、エデンを追われたと書きました。
ここで永遠に生きることができる命の木に近づくことを禁止されたので、人は死の宿命に縛られることになります。
「なぜ人の命は短いのか」に対する教え、みたいなものだと思うんですが、こうやって並べてみると比較するのも楽しいですね。
最後に
たまたま通りすがった神社なので、あまり濃いことは書けませんでしたが、まぁ今月記事が少なめだったのでよかったですw
では、最後までお読みいただきありがとうございました。