エリゴスについて

前回の記事投稿から2週間程空いてしまいましたが、今回も「ゴエティア」に登場する悪魔を紹介してみます。

今回書くのはゴエティア序列15番目に記されているエリゴスです、手持ちの資料にはタイトルのとおり「エリゴス」と書かれていますが、Wikipediaによると「エリゴール」とも呼ばれる。
と書かれていまして、「エリゴール」という名前はゲームでもちょくちょく見るように思います、そこそこ知名度のある悪魔なのかな?と思いました。



容姿について

手持ちの資料には
「槍、軍旗、蛇を携え騎士の恰好をしている。」
とありますが、Wikipediaにはさらに「端整な騎士の姿」と書かれれいます。

端整・・・なのかな?
まぁ鼻筋がとおっていて、きれいな顔・・・と言われると、そうなんでしょうけど。
耳とか長くて歪な形のような気がしなくもないんだけど・・・。
まぁいいでしょう。(笑)

悪魔は大半が動物を組み合わせたような容姿をしていることが多いのですが、
以前紹介したバルバトスだったり、パイモンも人の姿をした悪魔でした。

そう考えると、今後も人の姿をした悪魔は結構登場するのかも。

バルバトスについて

パイモンについて

で、前述した「蛇を携え」の部分ですが、七つの大罪の関連付けで蛇は「嫉妬」(羨望)に関連づけられているようです。
次の項で紹介する「能力」に若干関連性を感じました。

能力について

能力については、以下のようにあります。

  1. 隠されたこと、未来のこと、戦争について詳しい
  2. 王など支配階級の人々に愛を起こさせる

前者については、今まで紹介した悪魔にもこの手の能力を持った者が多いので割愛しますが、
後者の「王など支配階級の人々に愛を起こさせる」に関してです。

人の気持ちや愛情に作用する能力を持った悪魔も今まで結構いたんですが、
「支配階級の人々に愛を起こさせる」
ってところが、なんか引っ掛かりました。

この部分を求めてエリゴスを召喚するのであれば、
その召喚者はその時点で支配階級の人々に気に入られて、出世したい。
とか、そういった目的で呼び出すと思うのですが、なぜソロモン王(支配階級のトップ)がエリゴスを呼び出す必要があったんだろう・・・。

王といえど、大臣や周辺の貴族?たちに愛されていた方が、政をやりやすかったというのもあるかもしれません。
ソロモンは先代ダビデ王とは正反対で、内政を重んじていたそうですし、王になる前には他の兄弟を倒して王位についたので、王になる過程で召喚したのかもしれません。

「王など支配階級の人々に愛を起こさせる」というのは、七つの大罪でいうところの「羨望」との関連性を感じます。
デザインに蛇を携えているのは、この能力に因んでなんじゃないかな?とか勝手に妄想しています。

地位について

「60もの軍団を率いる地獄の公爵」
とあります。
率いる軍団数も多く、地位も結構高いみたいですね。

天使と悪魔の階級について

前項の能力に関連してですが、未来のこと、戦争に詳しくて、60もの軍団を率いている。
ということで、天使たちとの闘いにおいて、前列を任される戦闘要員なのかな?と思っています。

最後に

今まで木曜日に更新することが多かったのですが、仕事の事情等がかわり、しばらくは土曜日更新にしようと思います。
このコロナ渦の関連あって、行きたいところは結構あるんだけど今は外出を控えていますし、とは言え、夏になって暑くなってきたら僕はあまり外に出なくなりそうだしなぁ。(笑)

この4月、5月は悪魔の記事が続くと思います。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。