ギリシア神話-36 英雄ヘラクレスと10の難業(10)

どうも、元山狐です。 今回ヘラクレスがエウリュステウスに命じられたのは、 「ゲリュオンが飼っている牛の群れを連れてこい。」 というものでした。 ゲリュオンは3つの頭、6本の手足を持つ巨人の怪物です。 そんなゲリュオンが牛の群れをおとなしく手放すとは考えづらく、おそらく争いになるだろうから、ゲリュオンを倒す必要がありそうです。そう考えると、「捕獲」と「退治」を含む、ハイブリッド型の難業(なんじゃそら)なのかな。と思います。

ギリシア神話-28 英雄ヘラクレスと10の難業(2)

今回もヘラクレスの10の難業について書いていきます。前回はネメアの森に住むライオンでした。ライオンを倒し、その皮を自らの衣服(というよりは鎧に近いかも)とし、 爪を武器として使うことにしました。こうして、かなり強力な武具を得ることになったヘラクレスですが、今回もかなりの苦戦を強いられることになります。

ギリシア神話-27 英雄ヘラクレスと10の難業(1)

今回からヘラクレスの「10の難業」につきて書いていきます。先にネタバレしてしまいますが、10の難業と言いつつ、実は12のエピソードがあります。これは、数々の難業の中でエウリュステウスから難癖を付けられて、2つはノーカウントとされたからです。今回はその難業のうち、1つ、「ネメアに住むライオン退治」を紹介します。

ギリシア神話-21英雄ペルセウスとメデューサ

前回は、英雄ペルセウスの誕生について書きました。ペルセウスの逸話として有名なのが「メデューサ退治」「アンドロメダ救出」あたりだと思います。今回は「メデューサ退治」に関して書いていくのですが、ペルセウスの活躍だけじゃなくて、メデューサについても掘り下げてみたいと思い調べたところ、なんとなく不遇でかわいそうな気がしました。

ギリシア神話-12 最強最大の怪物テュポン

今回もギリシア神話の物語を進めていきます。前回ギガンテスたちとの戦いに勝利したオリュンポス神族達でしたが、ガイアはタルタロスと交わり、テュポンというギリシア神話上で最大最強の怪物を生み出しました。このテュポンはエキドナという怪物と結婚して、ケルベロスなど有名な怪物達を生み出しました。そして、オリュンポス神族達に戦いを挑みます。