真・女神転生をプレイしながら悪魔を紹介していく-その11 六本木のアリスと二人のおじさん



真・女神転生の続きです。
今までは結構自然の流れで目的地に向かっていたカンジだけど、今回は他に行くとこないから・・・ってカンジで六本木にきたカンジです。
自分的にはこのあたりから後半のルートが確定するあたりまでは、少し内容的に中弛みしがちで、これだけ何回もプレイしている作品なのに、イマイチ話の内容を覚えていません。

ざっくりと今回のプレイ範囲のストーリーを紹介

今回もプレイ範囲のストーリーをざっくりと紹介します。

六本木にきたフツオたち。
この街では悪魔がエンカウントしません。
街の人の話によると赤伯爵と黒男爵とかいう男が、アリスという少女のために作ったこの街の周りに結界をはってるらしいです。

確かに街の周りに結界が貼られていて、この街へは広尾地下道から麻布地下道に抜けて、行くカンジです。
でも地下道で悪魔にエンカウントしたから、悪魔も地下道を通ればここまでこれるハズだけどね。

この六本木ではフツオの幼馴染の、つまりヨシオのガールフレンドだったフツコと再会します。
・・・が彼女は人間ではなく、赤伯爵と黒男爵によって屍鬼ボディコニアンにされてしまったといいます。
そして、この街は二人の魔法で生かされている死人の街であることを告げます。

彼女は楽になりたがっていて(つまり成仏したい)、反魂香があればその願いを叶えることができますが、ゲームの仕様上それをするとLAW側に属性が傾いてしまうので、今回は話を聞くだけ聞いて完全スルーします。
っていうかヨシオもサマリカーム(蘇生魔法)があるんだから、試そうとか思わなかったんだろうか。

この時点でこの赤伯爵と黒男爵は、フツオ達にとっては敵確定ですね。

そんなんで街を探索していると、アリス張本人と出会います。

フツオ達が気に入ったらしく、赤伯爵(彼女は赤おじさんと呼ぶ)と会うように言ってきます。

で、フツオ達は素直に赤おじさんのところまで行きます。
赤伯爵、黒男爵より赤おじさん、黒おじさんの方が書きやすいので、以降はそう呼ぶことにします。
金剛神界にも赤怪人と青怪人というのがいたんだけど、(このブログでは特に取り上げていない)二人並べるのに伯爵と男爵って、なんかバランスよくないよね。

まぁ、そんな僕のこだわりはさておき赤おじさんにあったら、幼馴染フツコの仇だ!
・・・となりそうだけど、そうはなりません。

普通に挨拶をしておしまい。

その後なぜか、アリスからヒランヤを買ってきて欲しいとねだられます。
ヒランヤ・・・六芒星のことなんだろうけど、この世界の実物ではキーホルダーとかお守りみたいなサイズ感なのかな?
アイテムとして使うと、MPを回復するアイテムです。

ヒランヤを買うためには一旦新宿まで戻らないといけないし、なぜかこの場所ではトラポート(離脱魔法)を使うことができないので、ある程度の場所までは徒歩で戻ることになります。
ヒランヤを買って、アリスの元に戻ってくると、今度は「死んで欲しい」と言ってきます。
これがリアルなら、口汚く罵ってやりたいところですが、ここで「YES」を選んでもフツオ達が死ぬことはありません。

そんなフツオ達を見て、アリスは悲しみ泣け叫びまして、赤おじさんが
「よしよしおじさんがアリスの願いを叶えてあげよう」
と入ってきます。
どうやら子供にまともな教育をする気はないようです。

そして、赤おじさんとは仮の姿、その正体は実は魔王ベリアル!
・・・なんですけど、実はこの前に六本木のNPCから情報を得て「脇見の壺」を入手していました。
このアイテムがあれば、ベリアルと戦うことなく閉じ込めることができます。(というか持っていないとゲーム的に詰まるらしい)

ベリアルを壺に封印した後は、「女の子は消え去った」というなんとも不気味なメッセージが表示されます。
その場から去ったということなのか、おじさんの魔法が無効になって消滅したのか・・・。
この作品でアリスはもう登場することはないけど、後の作品では魔人だったり、強敵として登場することがあります。

その後、なぜかゆりこがやってきてベリアルを封印した壺をよこせと言ってきます。

心情的には断りたいんだけど、ここで断ると全員がBIND状態になってしまって、結局壺は奪われることになるので、素直に渡しておきます。

その後、その場所を去ろうとするフツオ達の前に黒おじさんが現れます。
黒おじさんはフツオらを亡き者にしようとしますが、ヨシオが皆をかばって魂を抜かれ連れ去られてしまいます。

で、まぁ話の流れ的には黒おじさんを追って、彼の元にいくと彼は正体である堕天使ネビロスの姿を現します。
・・・が実はフツコが合流した後、四天王の館でレベルをあげ、フツオとフツコに「風神剣」という強力な武器を装備させていたので、2ターンでネビロスは撃破。
ちょっとレベル上げやりすぎちゃったかな。

ネビロスを倒したことで、フツオのたましいは解放されました。

そこに神の使いと名乗るものが現れて、
「ヨシオの魂は私が天に誘いましょう」
とかいって、ヨシオとはこれで別れることになります。

2人のおじさんがいなくなったことで、街を守っていた結界は消えました。


街は再び死人や悪魔に溢れかえるようになります。

この写真の位置から北東に、さらに先に進む地下道があるのですが、次回に続けたいと思います。

ベリアルとネビロスについて

今回はほとんど悪魔にエンカウントすることがなかったので、今回BOSSとして戦った2体の悪魔を紹介します。

まずは、魔王ベリアル

この作品では、意気揚々と登場して、速攻て壺に封印されるという、なんとも見せ場のない悪魔なんだけど、悪魔の中でも王という高い地位にあり、80もの悪魔の軍団率いるかなりの大物です。
以前ゴエティア関連の記事でこの悪魔は紹介しているので、そちらを見ていただければと思います。

ベリアルについて

そして、次に堕天使ネビロス

今回はフツオたちのレベルを上げすぎて、あまり強い印象がありません・・・。

女神転生に登場する堕天使は、ゴエティアに名を連ねる悪魔が多いんだけど、このネビロスはそうではありません。
ただし、ゴエティアに載っているナベリウスの配下に持つとか、このナベリウスと同一視されることがあるとか、書かれていてややこしい・・・。

Wikipediaより引用
ネビロス(Nebiros)は、ヨーロッパの伝承に伝わる悪魔の1人。
18世紀もしくは19世紀に民間に流布したグリモワールの1つである『真正奥義書』によれば、ネビロスはアスタロトの配下の悪魔たちの長であり、アスタロト、サルガタナスとともにアメリカに住まう。
『真正奥義書』と同じく18世紀以降に流布したと考えられているグリモワール『大奥義書』によれば、ネビロスは地獄の3人の支配者ルシファー、ベルゼビュート、アスタロトに仕える6柱の上級精霊の1柱であり、少将にして総監督官である。アイペロス、ナベルス、グラシャラボラスを配下に持つとされる。

ナベリウスについて

まぁ、今回はこんなカンジ。
次回は結界が解けたことで行けるようになったエリアに進んでいきます。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。