上野で黄金のリンゴを手に入れて、ケルベロス(パスカル)との再会も果たしたフツオ。
T.D.Lこと東京デスティニーランド(個人的にはかなり責めた名前だと思ってます)に入ります。
今回が中盤の最後にあたる場面になり、ルートというか属性が固定されます。
今後は終盤カテドラルに入り、色々な神や悪魔と戦うことになります。
ざっくりと今回のプレイ範囲のストーリーを紹介
今回もプレイ範囲のストーリーをざっくりと紹介します。
T.D.Lでエキドナに会う
上野で黄金のリンゴを手に入れて、ケルベロス(パスカル)との再会も果たしたフツオ。
T.D.Lこと東京デスティニーランドに入ります。
東京デスティニーランド・・・まぁ、どのランドをモチーフにしているかは、言うまでもありません。
これは現実世界的にもお咎めがなかったから、今でもこうやってこの作品をプレイすることができるわけですね。
T.D.Lに入ると、スガモプリズン依頼ワルオと再会します。
会話の上に出てくる名前がワルオからカオスヒーローって変わっているから、ここからはもうカオスヒーローと呼んだ方がいいのかな。
そんなカオスヒーローの隣には、見慣れない女性の姿が。
彼女はカオスヒーローのパートナーで、りえという名前のようです。
しかし、この後話のトーンは一気にかわり、フツオの行動は正義なのか?と突っかかってきます。
そして、その後襲い掛かってきますが、特に決着はつかず、去っていきます。
このやりとりの間、カオスヒーローと表示されたり、ワルオと表示されたり、呼称が統一されていないところが個人的にはツッコミどころです。
一方で、りえのことがどうも気に入らないとか言っているフツコ。
とりあえず、そんな吞気なことを言っている前に、今襲われたばかりのフツオのことを案じるとかできないのかね。
T.D.Lでの大きなイベントはそれくらいで、あとは悪魔使いとの戦いがあったり、通路上で運試しイベントが何回かあったり。
この声きっとあのアヒルがモチーフですよね。
で、T.D.Lの奥にはエキドナがいます。
巨大な蛇に、女性の頭部というデザインです。
「法の神を崇拝するメシア教たちは、(現在築かれつつある)カテドラルに神を君臨させ、忠誠の高い人間だけを選別した千年王国を作ろうとしている。」
「カテドラルを完成させる為の指示をしている天使が品川にいるので、倒して欲しい。」
といったことを話してきます。
今まで出会ってきた悪魔たちは、結構会話が流暢・・・。
というか、悪魔召喚プログラムの機能によって、悪魔との会話が成立していたと思うので、悪魔召喚プログラムが悪魔の言葉を翻訳していると思ってるんだけど。
このエキドナは知性は高いハズなのに、なぜか会話がカタコトなんですよね。
で、今回ニュートラルルートで進めようとしているので、ここは断りたいんだけど、この時点でフツオの属性がロウに傾いているので、ここは一旦引き受けることにします。
このビジュアルでは、しかめっ面なんだけど、頼み事を聞き入れたんだからニッコリして欲しいもんです。
もし、ここでニッコリしていたとしたら・・・
粗い編集で恐縮ですが、これは中々にかわいい。
こんな笑顔見せられちゃったら、カオスルートに進みたくなるよ。
この時点でパーティーにオルトロス(ケルベロスと同じくエキドナの子)を入れていましたが、特にセリフで絡むようなことはなかったです。
本作でケルベロスの正気を奪ったのも、このエキドナなんだけど、どうやらセリフ等には影響が出ないみたいですね。
品川で天使ハニエルと対決
T.D.Lでエキドナの頼みを聞いた後は、再び品川の大聖堂へ。
ヨシオはフツオに絶望したようです。
そんな時、天から?声が聞こえます。
「ヨシオよ・・・説得は無駄なようだな」
そして、天使ハニエルが登場し、戦闘になります。
まぁ、正直そんなに強いこともなく、ヨシオとフツコだけで倒してしまいます。
愕然とするヨシオ。
「君は力の使い方を間違えています。このままではいつか破滅しますよ・・・。」
と言っていますが、そんなヨシオに背を向けて、再びT.D.Lに戻ります。
エキドナと対決
「天使ハニエルを仕留めたそうじゃな。ご苦労であった。」
と上機嫌なエキドナ。
調子に乗った?彼女は、
「ガイア教徒によるカテドラル乗っ取り計略が間もなく始まるので、加勢して欲しい。」
と頼んできます。
「ではわらわが八つ裂きにしてくれようぞ!」
と怒って襲ってきます。
・・・が、これも難なく撃破。
本作は合体剣が入手できたあたりから、劇的に難易度が甘くなるので、次プレイする時は合体剣の使用禁止縛りをした方が、楽しめるかも。
カテドラルへ
こうして、ロウサイド、カオスサイドそれぞれの重要な人物?悪魔?を倒して、どちら側にも敵対する格好となったフツオ。
以前銀座の地下3階で再開した、謎の老人に再び会いにいくと、今までと雰囲気が違います。
「東京湾上のカテドラルは、ロウのミカエルが完成させようと、カオスのアスラが奪い取ろうと、お前たち人間に幸福はもたらさぬ。
どちらの手に委ねても、人間を支配する道具となろう。それを阻めるのはお前だけじゃ。
この奥はカテドラルに通じておる。ここから行くがよい。
気をつけてな。」
こうして、ロウ、カオスどちら側でもないフツオもカテドラルに行くことになりました。(ゲームでもこの時点で主人公たちの属性は固定されている)
この続きは次回に続けたいと思います。
今回登場する悪魔
邪神 エキドナ
ギリシア神話における数々の怪物の母となったエキドナ。
自らを「女神」と語る反面、作中の種族としては「邪神」とされています。
カオス側に味方する存在として登場するけど、「邪神」も「女神」もロウに属するあたりが、なんか簡単に割り切れないカンジがして好きです。
このブログ内でも「エキドナ」と検索をしてもらえれば、いくつか記事が表示されますので、他の記事も見てもらえたら、と思います。
天使 ハニエル
エノク書という旧約聖書の一つに登場する天使で、ハニエルは七人の大天使の1人に数えられる天使で、力天使と権天使の階級を支配するとされます。
天使と悪魔の階級についてはこちら
名前には「神の栄光」「神を見る者」という意味があって、アナエル、アニエル、アリエル、ハナエル、ハミエルなど別名も多い天使です。
本作ではヨシオの上司のような存在で、カテドラルの完成を指示していました。
鬼女 ランダ
T.D.Lの悪魔使いを倒すと、ランダムで悪魔が仲魔になります。
今回はこのランダが仲魔になりました。
物理反射の耐性を持つ悪魔としては、メガテンシリーズではおなじみの悪魔です。
インドネシアのバリ・ヒンドゥー(バリの土着信仰とヒンドゥー教が習合したもの)に伝わる魔女で、悪の象徴。
善の象徴としては、神獣バロンと対になり、この2者は終わらない戦いを続けていると言われ、バリにはそれにちなんだバロダンスという伝統舞踊があるようです。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
おやすみのあいだ アクマににくたいを のっとられぬよう おきをつけて・・・