スガモプリズンを脱出して上野方面に抜けたフツオ達。
上野にはガイア教の大神殿があり、地下には怪獣ラドンがいます。
上野ではルイサイファーなる謎の人物に会い、そこで思わぬ再会も。
今回この上野はイベントだけこなして、探索せずに次のT.D.Lに進んだんだけど、メモリーボードっていうアイテムを取りこぼしちゃいました。
ざっくりと今回のプレイ範囲のストーリーを紹介
今回もプレイ範囲のストーリーをざっくりと紹介します。
スガモプリズンを脱出したフツオたち、すぐ近くには巣鴨の四天王の館があって、上野方面に抜けることができます。
前々回品川の悪魔使い(↑の画像の人物)から入手した「四門の玉」があることで、四天王の館の主と会うことができるのですが、四天王はセットで紹介したいので、今回紹介は控えておきます。
今まで回ってきた街で、上野のことはいくつか情報を聞いています。
情報その(1) 黄金のリンゴ
品川のメシア教徒からは、黄金のリンゴというどんな悪魔も正気に戻すことができるアイテムがあるが、ガイア教徒にとられて上野に持っていかれた。
(地下に棲んでいる怪獣の餌にするらしい。)
という情報を聞きました。
この子供の口ぶりだと、黄金のリンゴをとったガイア教徒本人から聞いたように思うんだけど、とった本人もよく盗品の使い道をここまで正直に話したもんだ。
情報その(2) ガイア大神殿
上野にはガイア教の大神殿がある。
フツオたちに対して悪態をついているのは、前回ニオウとヤマを倒したことで、属性がロウに傾いているからでしょう。
この作品で、ニュートラルルートを目指した場合、途中で属性がロウかカオスに傾くのはこのあたりくらいだと思うんだけど、ここまでロウとカオス両サイドの悪魔を呼び出すことができたのに、ここにきてカオスサイドの悪魔が呼び出せないのは結構不便です。
とくにタルカジャ持ちの酒吞童子がカオスなのが痛い。
上野の街でもいくつか情報を得ることができます。
情報その(3) 東京ディスティニーランド(T.D.L)
この女性はディスティニーランド(T.D.L)について、100マッカで教えてくれます。
上野の南には島(T.D.L)があって、幸運が身に着くらしい。
島に渡る橋の前に正気を失った悪魔が居座っている。
ここまでの話をネタバレ含めて整理しますと、
前々回にヨシオから依頼された邪龍エキドナは、実はディスティニーランド(T.D.L)にいます。
そのT.D.Lがある島の前には正気を失った悪魔、実はこの悪魔は東京崩壊前に分かれたケルベロス(元愛犬パスカル)です。
そのケルベロス(パスカル)を正気に戻すためには、上野の地下に棲む怪獣ラドンを倒して、黄金のリンゴを入手する必要がある。というそんな流れですね。
ということで、この現時点でこの上野に用事があるのは地下です。
※地上界に悪魔使いがいてメモリボードが入手できるんだけど、今回は完全に抜けてました。。。
早速向かうわけですが、道中でルイサイファーという人物と会うイベントがあります。
彼はフツオに会いたいという人を連れてきた・・・といって、ゆりこを紹介してきます。
しかし、この時点でゆりこはダークサイド?に堕ちてしまっていてフツオとフツコを引き離すことができなくて、自分のものにならないなら・・・と正体(悪魔リリス)の姿を現してフツオを殺そうとします。
が、やはりフツオとは戦えない。といってゆりこの姿に戻ると「さようなら フツオ」といってその場を去ってしまいます。
なんかこのシーン切なくて、思い出に残っているんですよね。
この真・女神転生はカオス、ニュートラル、ロウとエンディングが3パターンあるんだけど、ぜひゆりこルートなるものがあればプレイしたいです。
で、地下に行くと邪竜ラドンとの戦闘が待っています。
まぁ、ボス戦は楽勝で、無事黄金のリンゴを入手します。
そして、T.D.L.の前にいるケルベロスと再会。
ここって、感動の再会シーンだと思うんだけど、こういうシーンも坦々と進んでいくところが好きです。
こうして、無事に東京ディスティニーランドに到着しました。
この先は次回に続けたいと思います。
今回登場した悪魔
今回はストーリーの部分が意外と大きくなったので、ストーリ上で登場した悪魔に絞って紹介したいと思います。
夜魔 リリス
ゆりこが現した正体は、ユダヤ教における悪魔リリスでした。
リリスはアダムの最初の妻で、アダムとの交わりで悪霊たちが生まれたと言われたり、サタンの妻になったという説もあるようです。
このシリーズの記事その10で紹介したリリムは、このリリスとサタンの子と言われています。
邪龍 ラドン(と黄金のリンゴ)
ラドンは以前書いていたギリシア神話の記事で紹介をしています。
ヘラクレスが与えられた10の難業のうちの一つが、これまた今回登場したアイテム「黄金のリンゴをとってこい」というものでした。
そもそも黄金のリンゴとは何か?なんですが、ゼウスとヘラが結婚した時に、女神ガイアから二人に贈られたものです。
その黄金のリンゴの木を世話していたヘスペリデスというニンフ(精霊)と共に、黄金のリンゴの番犬的な役割をしていたのがラドンです。
神話では100の頭を持つ竜の怪物という描写だったんだけど、今作のデザインではずいぶんとかけ離れたカンジです。
ヘラクレスはラドンを退治するのに、頭を一つずつ潰したらしいので、今作に登場したのはその生き残りって設定なのかも?
魔獣 ケルベロス(と魔獣 オルトロス)
上からケルベロス、オルトロスです。
色違いのビジュアルで、銀色、金色ですね。
特に地獄の番犬としてのイメージが強いと思います。
その出身はラドンとおなじくギリシア神話で、ギリシア神話では最大の怪物と言われるテュポンと、次回登場予定のエキドナの間に生まれた子です。
前述のヘラクレスが与えられた10の難業にも登場エピソードがありますし、神話上での登場エピソードは多いと思います。
また、ケルベロスは創作だけでなく、情報技術における認証方式に「ケルベロス認証」というのがありますが、各種方面でその名前はひっぱりだこな印象。
ついでに兄弟にあたるオルトロスについても書いておきます。
オルトロスもヘラクレスが与えられた10の難業に登場します。
神話上ではゲリュオンが飼っていた牛の番犬をしていたのですが、あっさりヘラクレスに殺されてしまいます。
オルトロスもケルベロスほどではないけど、いろんな創作で見かける人気な怪物ですよね。
この真・女神転生シリーズにおいても、ケルベロスと同じくほぼ全作品に登場していると思います。
たしかFC版の女神転生2では主人公と袂を分かった、ダークヒーローとコンビを組んでいたような印象。
漫画版の「真・女神転生 東京黙示録」にも兄弟ともに登場しましたし、小説「真・女神転生 廃墟の中のジン」では、オルトロスはかなりメイン的な扱いをされています。
まぁ、ほとんどの作品ではケルベロスの方が優遇されていますが。
自分的にはこの2頭を連れ歩くとテンションが上がるので、しばらくはパーティのレギュラーにしようと思います。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
おやすみのあいだ アクマににくたいを のっとられぬよう おきをつけて・・・(最近つけるのを忘れていたことに気付きました。)