どうも、元山狐です。
僕は、ほぼ毎晩晩酌をします。飲めるお酒はビールと焼酎、カクテルが多くて、日本酒、ワイン、ウイスキーの類はイマイチ苦手であまり飲みません。たいして強くもなく、知識もないのですが、今回紹介するブラッディ・メアリーというカクテルについての雑学(?)はたまたま知ってて、ちょっと今までの記事とも関連しているな。と思って書いてみました。
wikipediaで調べたところ概ね合っていたのですが、まぁ正直wikipedia見たら、もうこの記事を見る必要はないかも知れません。笑
ブラッディー・メアリーというカクテル
カクテルとしては有名な類だと思います。
氷の入ったグラスにウォッカとトマトジュース、レモン、好みに応じてオイスターソースや塩、タバスコなんかを加えて飲むんですが、あっさりしてて大好きです。
ベースのウォッカをジンにすると、ブラッディ・サムというカクテルになります。これも好き。
同じくベースがビールのレッドアイも好きなので、基本的にトマト入ってりゃ大体オッケーです。
ブラッディー・メアリーの名前の由来
アニメなどの作品で
「吸血鬼が人血の代わりにトマトジュースを飲む」
ってシーン見たことありませんか?
最近あんまり見た記憶ないんですが、ひと昔前には結構見た気がします。
ということで、赤いお酒ってどことなく人の血を連想させませんか。
まぁトマトジュース自体がそうなのかな。
そもそも、ブラッディー・メアリーってネーミングの時点でそういう雰囲気ありますが、直訳すると「血まみれのメアリー」ってことになります。
この由来は、イングランド王のヘンリー8世の娘、16世紀のイングランド女王「メアリー1世」の異名に由来があると言われています。
彼女はプロテスタントを迫害し、女子供を含む300人を処刑したとして、恐れられていたそうです。
この中には、以前行った「怖い絵展」に展示されていた「レディ・ジェーン・グレイの処刑」も含まれています。
彼女はイングランド初の女王となりますが、9日間でその地位を奪われ、7ヶ月後、17歳で大逆罪として斬首刑で処刑されました。
彼女の地位を奪ったのも、処刑にしたのもメアリー1世なのですが、はじめメアリーは処刑を躊躇ったそうです。
しかし、スペインからジェーンを処刑することを、皇太子フェリペとの婚約条件にされ、処刑に踏み切ったみたいです。
そこまでして結婚したフェリペですが、彼はスペイン王に即位するため国に帰り、一旦はイングランドに帰ってきますが、数ヶ月後にはスペインに戻り、メアリーとは二度と会わなかったそうです。
あまり愛情に恵まれた夫婦とは言えなさそうです。
更に、この結婚がもとで、イングランドはスペインとフランスの戦争に巻き込まれ、領土をのカレーを失いました。
踏んだり蹴ったりの結婚の末、健康を害し、子供もいないメアリーは異母妹のエリザベスに王位を譲ることになりますが、憎んでいたらしく最後までなかなかそれを認めなかったそうです。
大量に人を処刑した人というと、以前古代日本史の「武烈天皇」もそうなんですが、彼にも子供はいなかったそうです。
メアリー1世は、「カトリックへの回帰を目指した結果、プロテスタントを迫害した。」といった見方もあるらしく、武烈天皇についても「法治国家を目指した結果、大量の罪人を処罰することになった。」という見方もできるので、一概に悪とは言えなさそうです。
最後に
ということで、ブラッディ・メアリーこと、メアリー1世について軽く紹介しました。
バーでの軽いネタ(?)にいかがでしょうか。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。