ギリシア神話-23 英雄ペルセウスのその後

今まで3回に渡って、英雄ペルセウスについて書いてきました。今回は、アンドロメダを救出してセリーポス島に帰ってからのペルセウスについて書きたいと思います。セリーポス島に帰還し、その後はアルゴスに帰り、王となって、最終的には別の地の王となります。実は他にも巨人アトラスや酒の神ディオニュソスとのエピソードもあるのですが、今回は省いています。これらは他の記事で保管していこうと思います。

ギリシア神話-22 英雄ペルセウスとアンドロメダ

今回も英雄ペルセウスのことを書きたいと思います。前回はゴルゴン姉妹のメデューサを退治したということを書きましたが、今回はペルセウスの妻アンドロメダについて書いてみたいと思います。前半いきなり脱線してしまっていますが、自分的にはペルセウスとアンドロメダの馴れ初めは全く知りませんでしたので、書いていて楽しかったです。

ギリシア神話-21英雄ペルセウスとメデューサ

前回は、英雄ペルセウスの誕生について書きました。ペルセウスの逸話として有名なのが「メデューサ退治」「アンドロメダ救出」あたりだと思います。今回は「メデューサ退治」に関して書いていくのですが、ペルセウスの活躍だけじゃなくて、メデューサについても掘り下げてみたいと思い調べたところ、なんとなく不遇でかわいそうな気がしました。

ギリシア神話-20英雄ペルセウスの誕生

前回は、脱線してしまいましたが、今回はギリシア神話に登場するペルセウスという英雄について書いてみたいと思います。ペルセウスはゼウスとアルゴスの王女ダナエの子で、半神半人の英雄です。アルゴスの王アクリシオスには、娘(ダナエ)しか子がおらず、跡取りとして神に男の子を望みました。そこで聞こえた神託によって、ペルセウスは過酷な運命を歩むことになります。

ギリシア神話-19大洪水

前回も書きましたが、ギリシア神話にも、大洪水によって人類の大半が滅ぼされるという話があります。ノアの箱船ほど扱いが大きいわけではありませんが、あまり有名な話でもなさそうなのですが、他の神話との比較も兼ねて書いてみたいと思います。パンドラという厄災を送ったのですが、それでも人間は滅びることはなくて、ゼウスは大洪水によって人間を滅ぼそうと考えました。

ギリシア神話-18パンドラについて

今回は人類初めての女性となったパンドラという人の話を書いてみます。今まで、なるべく時系列に沿って書いていこうと思ってしたのですが、この話を書いてるうちに、この頃の話は、まだティタノマキアが終わった頃の話でギガントマキアとかテュポンの話よりはかなり前の話になるなぁー。とか思ってます。若干話が前後する部分もありますが、ご容赦ください。

バナナ型神話について

前回ギリシア神話に登場するプロメテウスという神について書きましたが、そのエピソードの中で「バナナ型神話」というキーワードが出ました。このバナナ型神話というのは、結構いろんな神話に出てくる定番形式みたいなので、今回軽く紹介しておこうと思って記事にしてみました。バナナ型神話の定義、今まで紹介したバナナ型神話に分類されるエピソードなどの紹介です。

ギリシア神話-17プロメテウスについて

前回はギリシア神話における人間について書きました。今回はそんな人間たちと関わりの深い、プロメテウスという神について書いてみたいと思います。彼はもともとゼウスらオリュンポス神族と敵対する勢力ティタン神族の出身なのですが、先見の明があったプロメテウスは早い段階からオリュンポス神族側についたとされています。が、ゼウスらオリュンポス神族に忠誠心を持っていたわけではなくて、ゼウスを出し抜く機会を伺っていたようです。

ギリシア神話-16神々と人間について

今までギリシア神話の神々のことを中心に書いてきましたが、ギガントマキアにはヘラクレスという半神半人の英雄が登場していました。また、今後書いていく記事は、中心が神々だったのが人間や英雄たちが中心になっていきます。それに先駆けて、今回は神々達と人間、そしてギリシア神話における人間たちを分類するのによく言われる人間たちの「5つの時代」について書いてみます。

ギリシア神話-15アプロディテ、ヘパイストス、アレスについて

今回もオリュンポス12神を紹介します。今回は美の女神アプロディテと、鍛冶の神ヘパイストス、そして戦いの神アレスを紹介します。アプロディテは初代神々の王ウラノスの性器から生まれた神とされていて、季節の女神たちにオリュンポス山に連れて行かれ、ゼウスの養女となりました。ヘパイストスとアレスは、ゼウスとヘラの子になりますが、ヘパイストスに関しては他に諸説あるみたいです。