実はつい最近、SUZUKIのVstorom250からYAMAHAのXSR155という車種にバイクを乗り換えました。
Vstorom250には特に不満もなく、完全に衝動的なヤツです。
今日ずっと二日酔いでダウンしていて、報告遅れましたが、バイクをXSR155に乗り換えることにしました!
特にこれといった理由はなく、完全に衝動的なヤツです。(笑)
多分月内に納車されると思います。 pic.twitter.com/joqSM2VI5k— ナナシ_20XX (@Nanashi20XX) March 26, 2023
実際に納車されたのは、4月の末頃なので、本当につい最近手に入ったってカンジです。
で、納車されたら初ツーリングは八咫烏神社(奈良県宇陀市)と決めてました。
相変わらずXSR155の納期連絡を待ち侘びる毎日・・・。
納車されたら、初めはここに行きたいな。ってのを決めました。
奈良県宇陀市にある八咫烏神社です。
下宿先から往復100kmくらいの距離で、慣らし運転にもピッタリ!・・・と思う。— ナナシ_20XX (@Nanashi20XX) April 21, 2023
今回は八咫烏のことや、他の神話に登場するカラスのこと等も書いてみました。
八咫烏について
八咫烏は、日本神話の「神武東征」の際に、神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコ(=後の神武天皇))を熊野から大和の宇陀(現在の奈良県東部)まで導いたカラスで、「導きの神様」と言われています。
日本サッカー協会のシンボルでお馴染みの三本足のカラスの絵姿が有名ですが、古事記や日本書紀でその姿に関しての記述はないようです。
ルーツは古代中国にある?とか、中国や朝鮮に伝わる「三足鳥」と同一視されたのでは?とか、三本の足は「天・地・人」を表す。など姿に関しては諸説ありますが、この記事ではWikipediaに書かれていた以下の説を推したいと思います。
Wikipediaより引用
『古事記』や『日本書紀』には八咫烏が三本足であるとは記述されていない。八咫烏を三本足とする最古の文献は、平安時代中期(930年頃)の「倭名類聚抄」であり、この頃に八咫烏が中国や朝鮮の伝承の鳥「三足烏(さんそくう)」と同一視され、三本足になったと思われる。
そんな八咫烏は、神魂命(カミムスビノミコト)の孫で、高皇産霊尊(タカミムスビ)の命を受けて、武角身命(タケツノミノミコト)から化身した。とされています。
確かに人?の姿のままよりもカラスの姿の方が回りを見渡すこともできて、導き役として最適だと思いますね。
導きの神というと、日本神話の「天孫降臨」に登場する「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」も候補に挙がってくるし、「猿田彦神社」にもそのうち行きたいのですが、三重県伊勢市ということでこちらは大阪からは結構な距離がありますから、慣らし運転が終わってから改めて参りたいと思っています。
多くの神話に登場するカラス
カラスって今まで読んだことがある神話にも、比較的登場頻度が高いイメージがあります。
神の使いというイメージもあれば、悪魔の使いというイメージもあって、神秘的な動物ですよね。
ケルト神話にはモリガン・バズウ・マッハという戦争と予言の三女神がいまして、僕が好きな英雄クー・フーリンが登場する、アルスターサイクル(アルスター物語群)でも重要な役どころです。
北欧神話では、オーディンに仕えるフギンとムニンというカラスが登場します。
ソロモンが使役したと言われる悪魔の中にもカラスの姿がモチーフとなっている悪魔が何体か登場します。
ブログでは取り上げたことはありませんが、ギリシア神話にはコローニスという娘に関連するエピソードで、なぜカラスは黒くなったのかを伝える話があるみたいで、興味がそそられます。
八咫烏神社に行ってきました。
前述で、「神武天皇を熊野から大和の宇陀まで導いた」といったことを書きました。
神社の場所的にもゴール地点の付近だと思いますし、Wikipediaによると「日本で初めて八咫烏を神として祀った神社」と書かれています。
Wikipediaより引用
『続日本紀』に文武天皇の時代、慶雲2年(705年)に八咫烏社を祭るとの記述が見え、これが当社の創祀となっている。文献上、日本において初めて八咫烏を神として祀った神社である。
また、八咫烏神社は奈良県宇陀市にあり、大阪からは往復でも100km程度なので、慣らし運転には最適な距離ですね。
納車後の初ツーリングで、「今回のバイクでも事故を起こさず、無事にバイクライフを楽しむことができますように・・・。」という思いを持って参るにはとてもピッタリな神社なのです!
「道の駅 宇陀路大宇陀」の近く(5Km程度)にあるので、参る前後の休憩や食事も気軽にとることができました。
大きな神社とも言いづらいし、この日は社務所も含めて、全く人の気配がなかったのですが、それだけに神秘的なオーラーを感じましたよ。
ちなみに、境内にはちょっと興味をそそられるリーフレットがありました。
八咫烏神社です!
気になる案内用紙発見。 pic.twitter.com/TSYxTOjwkP— ナナシ_20XX (@Nanashi20XX) April 30, 2023
内容的には神武東征のエピソードが紹介されていて、仲間を集めて協力、情報を集める、敗北や挫折があって、最後には大団円・・・ということでドラクエの原型・・・ってのは個人的に無理があると思いますが(笑)、リーフレットにも「異論・反論は甘んじてお受けします。」と書かれているし、「日本神話もとっつきやすいんだよ。」というメッセージと受け取れば、とても受け入れやすい文章かな。って思ってます。
本当はお守りとかを購入したかったんだけど、社務所に人がいなかったので、今回はこのリーフレットをお守り替わりとして持ち帰ることにしました。
室生ダムと深谷龍鎮渓谷
今回のツーリングに出かける前に、周辺で気になるスポットを2カ所調べていました。
それがタイトルにある、室生ダムと深谷龍鎮渓谷です。
前項の八咫烏神社からは距離でいうと10kmちょいです。
まぁ、ダムに関しては、昔は宇田川ダムって名前だった・・・くらいしで特に書くことはありません(笑)
でもダムってなんか魅力感じちゃうんですよね。
そんな室生ダムのすぐ近くに深谷龍鎮渓谷はあります。
龍鎮橋の付近にバイクを停めて、少し(5分程度)歩くと龍鎮神社とか滝壺があって、秘境感があります。
この滝壺は気象条件が重なるとエメラルドグリーンに見えるらしいです。
今回は深緑ってカンジだけど、これはこれで迫力あっていいですよね。
そんなカンジで、XSR155納車後の初ツーリングはなかなか楽しい旅になりました。
しばらくは慣らし運転が続くので、遠方にいくことはないだろうけど、このバイクを相棒にいろんな場所に出かけていきたいと思ってます。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。