アムドゥキアスについて



アムドゥキアスについて

アムドゥキアスは29の軍団を率いる、地獄の公爵です。
アムドゥスキアスとかアムブスキアス、アムドゥシアス等の呼ばれ方もありますが、(というか大体の悪魔はいくつか呼ばれ方があります。)どれも舌を噛みそうで、自分的に一番呼びやすそうなのがアムドゥキアスだったので、この記事ではそう表記します。

そんなアムドゥキアスの特徴といえば、まずその容姿でしょう。
ユニコーンの姿に王冠を被り、楽器を背負った姿で描かれています。

馬に乗った悪魔は多数いますし、馬の姿をした悪魔としては序列55番 オロバスがいましたが、ユニコーンの姿というのはこの悪魔が唯一ですね。
また、楽器を背負っているのと、手元?足元?にもトランペットが置かれていて、音楽との関連性を窺わせています。

手持ちの資料にはこういった記述はないのですが、Wikipediaには以下のような記述がありました。

Wikipediaより引用
後世では音楽的な性格をもつ悪魔とされ、音楽会を開いたり、音楽的な才能を与えてくれるとされることもある。

手持ちの資料では、能力については「望んだとおりに樹木を曲げることができる」という表現に留まっているんですが、この音楽的な才能を与えてくれる能力があれば、アーティストとして、アイドルとして、YouTuberなど様々な方面で成功に近づくことができそうです。

樹木を曲げる能力は・・・う~ん、キャンプの時なんかにあれば便利なのかな?(笑)
とはいえ、森の中でのゲリラ戦などでは戦闘的にも優位な能力の気がします。

音楽を奏でる悪魔たち

アムドゥキアスはユニコーンの姿で登場した後、トランペットや楽器の音を響かせながら人間の姿になると言われています。
登場や変身をする最中で音楽を奏でる悪魔については序列66番 アンドレアルフスの記事でも触れましたが、今回のアムドゥキアスを含めて5人います。

うち、自分の中でインパクトが最も強いのは、孔雀というド派手な格好をしていて、響かせる音が楽器によるものではなく、単に「騒音」と記述されているアンドレアルフスですかね。
とはいえ、後世に付け加えられたこととは言え、音楽に関連付けられている悪魔は、今回のアムドゥキアスが唯一ということになります。

ちなみに自分の中で、見た目的に一番音楽家っぽいのはプルソンかな~と思います。
なんとなく中世ヨーロッパの音楽家にいそうな顔してるでしょ?(笑)

ということで、悪魔の情報を発信するというよりは、随分と個人の感想というか持った印象で書いた記事になっちゃったんですが、ゴエティア序列67番目の悪魔アムドゥキアスについて書いてみました。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。