ギリシヤ神話-8 ポセイドンについて

どうも、元山狐です。

前回に引き続いて、オリュンポス神族の神々の紹介をしようと思います。
今回はゼウスに次いで有名な神「ポセイドン」について書いてみます。




海の王ポセイドン


前回ゼウスの記事で、
「ゼウス、ポセイドン、ハデスら3兄弟はくじ引きによって、誰がどの部分を支配するかをくじ引きで決めた。」
と書きました。

結果、見出しのまんまですが、ポセイドンは海を支配することになります。

以来、彼は泉や水も統べることとなり、大嵐を巻き起こし、全大陸すらポセイドンの力によって支えられているので地震を引き起こして世界を揺るがすことも可能とされています。

オリュンポス神族No.2の座に

オリュンポス神族のNo.1がゼウスなら、ポセイドンはそれに次ぐNo.2という見方が有力なようです。

クロノスとレアの間には男、女それぞれ3神、計6神がつくられました。
ゼウスはクロノスの受難から逃れたので、飲み込まれたのは男神2神と女神3神です。

このあたりの流れは↓の記事を見ていただければ、と思います。

ギリシヤ神話-5 新たな王クロノス

ゼウスの救出作戦によって、クロノスの口から吐き出された彼らは、飲み込まれた順番(つまり生まれた順番)とは逆に吐き出されました。
クロノスから吐き出されることで「二度目の誕生」と言えるのですが、これによって兄弟の順番は逆転したことになります。
末弟だったゼウスが長男となり、長男だったハデス(ハデスは次回以降の記事で紹介します。)が3男になります。
ポセイドンはもともと次男なので、序列は変わることなく、次男です。

この兄弟の序列の関係もあってNo.2の座についた。と言われています。
もちろんオリュンポス12神の1神に数えられています。

キュクロプスからトライデントを授かる

ティタノマキアでタルタロスに幽閉されたキュクロプスたちを救出することで、「トライデント」と呼ばれる槍を授かったとされています。

このトライデントは、銛のように穂先が3又にわかれた槍で、大海と大陸を自在に操る能力があり、嵐や津波、地震を引き起こすことができる・・・この記事の始めに書いたポセイドンの能力そのまんまですね。
ティタノマキアの勝利の後に、くじ引きで支配する部分を決めた。と紹介してきましたが、もしかしたら武器を授かる時点でくじ引きしていたのかも知れませんね。

ともかく、この槍はゼウスの雷霆の兄弟分と言われる程、その能力は強大で、ティタノマキアの際にもこのトライデントを振るい、クロノスの注意を引きつけてゼウスに攻撃のチャンスを与えた。と言われています。

それともう1つポセイドンには自慢のアイテムがありまして、青銅の蹄と黄金のたてがみを持った馬です。
海を支配したポセイドンはエーゲ海の海底に神殿を作って、そこを拠点としたそうですが、そこからこの馬にひかせた戦車で天界と冥界を除く世界中を走破したそうです。

妻やその子たち

正妻のアンピトリテは、ガイア(ガイア)とポントス(大海原)の子にあたるネレウス(「海の老人」と呼ばれる海神。ティタン神族とされる場合もある)の子です。
ネレウスには海に住む50人とも100人とも言われる、娘たち(女神)がいましたが、彼女は特にその中でも美しい女神だったそうです。

はじめアンピトリテは、ポセイドンの粗野な性格を嫌い、求婚を受けた際には身を隠したと言われています。
その時、イルカがアンピトリテの場所をポセイドンに知らせ、ポセイドンは彼女をなだめ、結婚に到ったそうです。
(イルカはその功績を称えられ、後に星座となった)

ポセイドンとアンピトリテの間には、
トリトン
(魚の下半身を持った人魚)

巨人アルビオン
が生まれました。

↓ガイアとポントスについてはこちらの記事を見ていただければ、と思います。

ギリシヤ神話-2 ガイアとウラノス

他キオネ、テューロー、アロペーなど王族の娘と交わって子をつくったり。
自身の兄弟でもある穀物の女神デメテルと交わり、神馬アリオンをつくったり。
海の怪物として有名な、ゴルゴン3姉妹の末妹メデューサとも交わり子をつくりました。
(交わったのは、メデューサが化物になる前のことですが)

デメテルは、欲情したポセイドンから逃れるため、馬に化けて逃げました。
それを追いかけるため、ポセイドンは彼自身も馬に化けて、追いついた彼は馬の姿のまま交わった。とあります。
(だからできた子も馬だったのだと思います。)

メデューサとの間にはペガサスが生まれました。
(ただし、生まれたのは後にメデューサが化物となり、英雄ペルセウスに首を取られた時)

ゼウスほどでは無いにしろ、好色家であり、アンピトリテやデメテルの件から、恋路に関しては少々強引な性格だったようです。

最後に

と、いうことでオリュンポス神族No.2であり、海を支配する神ポセイドンを紹介しました。

次回は、ゼウスとポセイドンと並び有名といえるハデスを紹介したいと思います。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。