大天使ミカエルについて

どうも、元山狐です。

最近ギリシア神話関連の記事がメインになっていて、旧約聖書の悪魔・天使シリーズはしばらく書いてませんでした。

別に放ったらかしにしてたわけではないんですが、ある程度のテーマって続けて書いた方が書きやすいんですよねー。

ギリシア神話の方はペルセウスのことを書き終えて、ちょうど段落も着いたかなと思って、今回は久々に天使と悪魔シリーズを書こうと思いました。
で、天使と悪魔と言いながら、今まで悪魔しか紹介していないことに気付きました。(汗)

ということで、今回はこのブログ初の、天使について書いてみます。

初めてとりあげる天使は、天使といったらこの人!と言われるくらいメジャーである大天使ミカエルにしたいと思います。




最も有名な天使


大天使ミカエルと言えば、聖書に興味がない人でも名前は聞いたことがあると思います。

これも有名な話ですが、アメリカ・ヨーロッパなど西洋は人名にキリスト教の天使や聖人からとることが多いです。

ミカエルはスペルが「Michael」です。
その名の意味は「神に似た者」という意味です。

  • 英語読みだと「マイケル」
  • フランス語読みだと「ミッシェル」
  • ドイツ語読みなら「ミハエル」

なんとなく人間につけるには恐れ多い気がせんでもありませんが、
どれも聞いたことのある、すごくポピュラーな名前ですよね。

これは大天使ミカエルにあやかる人がそれだけ多いということで、それ程に知名度と人気のある天使なのです。

階級について

※以前のこの記事もある併せてご覧ください。

天使と悪魔の階級について

大天使について

「大天使ミカエル」というくらいなので「大天使」だとも言えますが、「大天使」は天使の階級の中では下から2番目になります。
元々は「大天使」は全ての天使を束ねる位と考えられていたのですが、神学の発展により他の位が作られて行く中で、9つある階級の中で下から2番になりました。

なので、下から2番目の階級といっても地位が低いわけではないようです。
大天使を役割ごとに分類化することで他の位ができたのかも?
つまり、大天使たちは大天使でもあり、それぞれの役割によって、◯天使とも言われる。みたいな。

ミカエルは天使長と言われ、神の第1の戦士でもあるので、大天使が高い地位と考えられていた頃の呼称の名残で、大天使ミカエルと呼ばれることが多いのではないかな?と思います。

熾天使について

ミカエルは「熾天使」と呼ばれることもあります。
熾天使=セラフ(複数形だとセラフィム)で、ゲームとかで名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

前述の以前書いた「天使と悪魔の階級について」の記事で紹介した偽ディオさんの「天上位階論」で熾天使は、天使9階級の中で最も上位にあたります。

Wikipediaによると
三対六枚の翼を持ち、2つで頭を、2つで体を隠し、残り2つの翼ではばたく。ヤハウェ神への愛と情熱で体が燃えているため、熾(燃える、などの意)天使といわれる。

とありますが、正直役割的なものがよくわかりません。
参考書籍やネットを軽く調べたカンジでは、他の階級は役割的なものが割り当てられているように思いました。

他に熾天使とされている天使で有名なものだと、

  • ガブリエル
  • ラファエル
  • ウリエル

あたりがよく聞く名前です。

ミカエルとあわせて「四大天使」と呼ばれる彼らですが、それぞれに役割があるみたいです。

熾天使は階級に役割が与えられるのではなく、神に最も近い存在として個別に役割が与えられる。
と考えるのがしっくりくるのかな。
(今後他の天使について書く時に、もう少し勉強して補足していくようにします。)

このブログではまだ紹介できていませんが、堕天使ルシファーが堕天する前はこの熾天使だったと言われています。
この話題はいずれ紹介するルシファーの記事で、もう少し掘り下げて書きたいと思うのですが、

「ルシファーとミカエルは兄弟(双子)」
とか、
「ルシファーは堕天前はミカエルより地位が上だった」
という説もあるみたいです。

旧約聖書・聖書にも度々登場

以前書いていた、「旧約聖書」の以下のエピソードに登場する天使がミカエルと言われています。

  • アブラハムが息子イサクを神への捧げよう(殺そう)とするのを止めた
  • ロトが悪徳の街ソドムから脱出するのを導いた
  • モーセを教え諭した
  • ダニエルの夢に出てきた

↓今見返すと、全くミカエルの存在を感じさせない紹介になってますね・・・。
(だって知らなかったし)

旧約聖書-7 アブラハムと悪徳の町ソドムとゴモラ

旧約聖書-10 十戒

旧約聖書-15 旧約聖書最終回とまとめ

また、新約聖書の「ヨハネの黙示録」に出てくる、7人の天使はミカエルが筆頭とされています。

新約聖書-9 終末論、ヨハネの黙示録

他にも出ているところはあると思うので、「ミカエルを探せ!」的なカンジで聖書読むと面白いかも知れません。

ミカエルの役割

前述の旧約聖書・新約聖書でのエピソードからミカエルは天使たちの長として、様々な役割を1人でこなしているようです。

また、下位にあたる力天使と大天使の長も兼ねている。とも言われます。
おそらく天使の数は下位の方が人数が多いので、上位の天使の長よりも下位の天使の長の方が激務だと思うのですが、間に中間管理職的な天使がいるのかな?

そんな上級社畜と言っても差し支えない(?)程、激務のミカエル先輩。
しかし、彼の主たる役割は、
神の摂理の代行者として、神に仇なす者らと戦い、罰すること
と言えるかと思います。

ミカエルは宗教画の題材として描かれている作品が多数あるのですが、多くは悪魔と戦ったり、倒しているものが多いです。

サタンら悪魔にとっては、神よりもむしろ毎回のように目の前に立ちはだかるミカエルの方が、強大で忌々しい存在なのではないでしょうか。

最後に

ということで、本ブログでは初めての天使ミカエルについて書いてみました。

結構長くなってしまったけど、それでもまだまだ紹介できていないエピソードや伝説がありまして、今後他の記事で補足していけたらな。って思ってます。

6月からは再びギリシア神話のことを中心に書いていくことが続くとは思いますが、ちょこちょこ「天使と悪魔」シリーズの記事も挟んでいきたいと思います。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。