ギリシア神話-5 新たな王クロノス

今回もギリシア神話の物語を進めていきます。前回父ウラノス。母ガイアが言ったとおり、彼は次なる神々の王として、この世界を支配者となります。そして、クロノスは同じくティタン神族の姉レアと結ばれて、3女神・3男神の6神をつくりました。しかし、父と母から暗い予言をされてしまい、結果クロノスが取った行動が、妻ガイアとの間に溝を作ることになります。

ギリシア神話-4 ガイアの復讐

子供を捨てられた、というか幽閉されたガイアは夫ウラノスに対して復讐の念に燃えます。そこでガイアはウスコ達ティタン12神に、父への話を持ちかけます。しかし、父の強さを知る彼らはそれに気乗りしません。そこでガイアは「父を倒した者が次の神々の王となる」と話しました。そこで、12神の末弟にあたるクロノスが、父親を手にかけることに志願しました。

イシュタルの冥界下り

以前4回に渡って「ギルガメシュ叙事詩」という物語を紹介しました。この物語にはイシュタルという女神が登場しますが、あまり性格の良いところは見られず、邪悪な一面ばかりが切り取られて紹介されていました。しかし、本来イシュタルは愛や豊穣の神格を持った尊い神です。今回は、そんなイシュタルが登場する「イシュタルの冥界下り」について書いてみました。

ギリシア神話-3 ティタン神族、幽閉された巨人族

今回は、ガイア(大地)とウラノス(天空)の間に生まれた神々、ティタン12神と幽閉された巨人族キュクロプスとヘカトンケイルについて書いてみたいと思います。ちょっと次回以降のネタバレも入ってしまうのですが、この先の展開は調べたらすぐに出てくるような有名な内容なのと、知名度や登場頻度にかなりの格差があるので、全員を紹介するならこのタイミングなのかな。と思い書きました。

ギリシア神話-2 ガイアとウラノス

前回カオスから様々が神々が生まれ、その子供らのエレポス(地下の暗闇)と女神ニュクス(夜)の間に、アイテル(天上の光)とヘメラ(昼)という神(子供)ができた。といった話を書きました。今回は同じくカオスの子であるガイアが、子供を生み、その子供と結ばれ、ティタン12神と言われる神々を生む。といった流れをまとめてみました。

ギリシア神話-1 天地創造

今回から新シリーズとして「ギリシア神話」を書くことにしました。ギリシア神話は文化や芸術に与えた影響は、相当なもので、背景とかを拾い出すと相当奥が深そうです。思いとしては、いきなり深いところを知るのではなくて、物語として表層的な部分を知って、後に背景や知識を付けていけたら、と考えてますので、記事の書き方もそうなると思います。

カイムについて

最近Netflix版の「デビルマン」を見ました。僕はこの作品20歳を超えてから、原作は読んだことがあるんですが、過去のアニメは見たことがありません。まぁ、そんなカンジでわかっているようで、ちょっとうろ覚えであまりわかっていない「デビルマン」。Netflix版では今風にアレンジされているけど、ストーリーの流れはかなり原作に忠実なような気がしました。僕的には原作も、今回のアニメも共通して印象に残っているキャラクターがいます。それが、カイムというキャラクターです。

新約聖書-9 終末論、ヨハネの黙示録

今までの記事で新約聖書のあらすじをご紹介してきました。今回は新約聖書の中でも異質と言われている、「ヨハネの黙示録」を紹介しようと思います。ただ、読めば読むほど、奥が深いというか、これはこういう比喩?とか書き出すと1つすごくダラダラと長い文章になってしまいました。今回はかなり端的なまとめ方をしています。今回は一旦この記事で「新約聖書」シリーズは終わりとしますが、今後も関連する面白そうな題材を見つけては、記事にしていきたいと思います。

新約聖書-8 イエスの死、そして復活

前回ユダの裏切りによって、囚われの身になってしまったイエス。今回は裁判、処刑、そして予言どおり復活・・・という流れを紹介します。一応、今回でこの「新約聖書」シリーズは一旦完結・・・する予定でしたが、あと一回書きます。その後は、流れの中で漏れた部分だったり、美術の題材になっている後の聖人達のことも随時記事として取り上げていきたいな。って思います。

ベルゼブブについて

先日ザ・フライを見たって記事を書きました。その後、「蝿の王」って小説を読みました。(「15少年漂流記」に影響を受けて描かれた作品です。話が全体的にダークで、ショッキングな描写が多かったカンジ。)現在蝿強化期間中(笑)でして、悪魔で蝿の王といえば!ということで、今回は魔王「ベルゼブブ」を取り上げたいと思います。