ギリシア神話-30 英雄ヘラクレスと10の難業(4)

今回もヘラクレスと10の難業について書いていきます。前回アルテミスの聖獣で、足の速いケリュネイアの牝鹿を生け捕りにすることを命じられたヘラクレス。難業では初めての捕獲ミッションということで、特に命の危険が迫るようなシーンはありませんでしたが、かなりの苦戦を強いられ、 1年間もの時間をかけてそれを達成しました。それに味をしめた(?)エウリュステウスは、次の難業も捕獲を命じることにしました。

ギリシア神話-29 英雄ヘラクレスと10の難業(3)

今回もヘラクレスと10の難業について書いていきます。前回ヒュドラという怪物(とついでに蟹)を倒したヘラクレス。しかし、これは功績としては認められず、ノーカウントとされてしまいました。そんなヘラクレスにエウリュステウスが次に出した難業は「ケリュネイアの牝鹿(めじか)を生け捕りにすること」でした。初めて出された捕獲ミッション、ヘラクレスは達成することができるのでしょうか。

ギリシア神話-28 英雄ヘラクレスと10の難業(2)

今回もヘラクレスの10の難業について書いていきます。前回はネメアの森に住むライオンでした。ライオンを倒し、その皮を自らの衣服(というよりは鎧に近いかも)とし、 爪を武器として使うことにしました。こうして、かなり強力な武具を得ることになったヘラクレスですが、今回もかなりの苦戦を強いられることになります。

ギリシア神話-27 英雄ヘラクレスと10の難業(1)

今回からヘラクレスの「10の難業」につきて書いていきます。先にネタバレしてしまいますが、10の難業と言いつつ、実は12のエピソードがあります。これは、数々の難業の中でエウリュステウスから難癖を付けられて、2つはノーカウントとされたからです。今回はその難業のうち、1つ、「ネメアに住むライオン退治」を紹介します。

ギリシア神話-26 英雄ヘラクレスとエウリュステウス

今回も英雄ヘラクレスのことを書いていきます。前回戦争の功績で、王からメガラを妻として与えられ、愛情に包まれて幸せな生活を送っていたヘラクレス。しかし、ヘラの企みによって(発狂させられる)自らの手によって、愛する子供を全員殺してしまいます。そして、我に返り絶望するヘラクレス。そんな彼が向かった先は、神託の神アポロンのいるデルポイ(都市国家)の神殿でした。

ギリシア神話-25 英雄ヘラクレスの黒歴史

今回もヘラクレスについて書いていきます。成長し屈強な青年になったヘラクレス。様々な武術を会得し、様々な手柄をたてるこになるのですが、そんなヘラクレスにも黒歴史がありまして、今回はそこをメインに紹介したいと思います。あと、調べているうちにヘラクレスの養父アンピトリュオンにとても好感を持ったので、それについても軽く書いています。

ギリシア神話-24 英雄ヘラクレスの誕生とヘラの迫害

前回までで、英雄ペルセウスについて書きましたので、今回からギリシア神話の英雄で最強と言われるヘラクレスについて書きたいと思います。ヘラクレスはすごく有名で、僕も名前は知っているんですが、そのエピソードについては殆ど知りません。かなりの数のエピソードがあるので、いくつかスキップするかも知れません。それを差し引いてもかなりのボリュームになりそうです。

ギリシア神話-23 英雄ペルセウスのその後

今まで3回に渡って、英雄ペルセウスについて書いてきました。今回は、アンドロメダを救出してセリーポス島に帰ってからのペルセウスについて書きたいと思います。セリーポス島に帰還し、その後はアルゴスに帰り、王となって、最終的には別の地の王となります。実は他にも巨人アトラスや酒の神ディオニュソスとのエピソードもあるのですが、今回は省いています。これらは他の記事で保管していこうと思います。

ギリシア神話-22 英雄ペルセウスとアンドロメダ

今回も英雄ペルセウスのことを書きたいと思います。前回はゴルゴン姉妹のメデューサを退治したということを書きましたが、今回はペルセウスの妻アンドロメダについて書いてみたいと思います。前半いきなり脱線してしまっていますが、自分的にはペルセウスとアンドロメダの馴れ初めは全く知りませんでしたので、書いていて楽しかったです。

ギリシア神話-21英雄ペルセウスとメデューサ

前回は、英雄ペルセウスの誕生について書きました。ペルセウスの逸話として有名なのが「メデューサ退治」「アンドロメダ救出」あたりだと思います。今回は「メデューサ退治」に関して書いていくのですが、ペルセウスの活躍だけじゃなくて、メデューサについても掘り下げてみたいと思い調べたところ、なんとなく不遇でかわいそうな気がしました。