どうも、元山狐(もとやまきつね)です。
以前「ケルト神話について」ってシリーズを書いていました。
現在は一通りの紹介を終えて、たまに時系列に沿ってなかったなどで紹介をしていなかったこぼれ話的なのを書いているくらいです。
今までに20記事近く書いてきたので、そろそろ「まとめのまとめ」みたいなのがあってもいいのかな?
正直ダイジェストとしても、薄い記事になりそうなんですが、この記事で興味持って、各記事を見て頂けたらなぁ。と思って書いてみました。
神話サイクル
ケルト神話には旧約聖書で神が天地を造ったり、古事記のイザナギとイザナミの国産みのような天地創造部分がありません。
旧約聖書でいうところの大洪水があって、その後ノアの子孫らがアイルランドの土地にやってくるところから、物語がはじまります。
その後、パルホーロン族、ネヴェズ族、フィル・ヴォルグ族といった様々な部族がアイルランドに侵入し、太古からアイルランドに住む巨人族フォモール族と争ったり、支配されたりします。
最終的にはダーナ神族と呼ばれる種族が、フォモール族を打ち破り、アイルランドはダーナ神族が長らく治めることになります。
しかし、その後ミレー族と呼ばれる人間の種族がアイルランドに侵入してきて、ダーナ神族を打ち破り、アイルランドは神々から人間に支配権が移りました。
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アルスターサイクル
アルスターサイクルは、神話サイクルの最後で、アイルランドの支配権が神々から人間に移った後の物語群です。
主だった内容は、神話サイクルでも登場した光の神ルーの息子クー・フーリンが繰り広げる英雄譚となっています。
クー・フーリンが生まれ、成長し、結婚、修行、そしてクーリーの牛争いという戦争を経て、最期を迎えるまでの流れになっていて、ケルト神話の物語としてはとても人気が高いようです。
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フェニアンサイクル
前述のアルスターサイクル(クー・フーリン)の物語から数百年後の世界で、時代的には3世紀頃と言われています。
アルスターサイクルの時代からは軍隊もかなり組織化されており、主人公であるフィン・マックールが率いる「フィアナ騎士団」が中心となる物語で、後々に物語として成立するアーサー王物語の「円卓の騎士」の原型になったと言われています。
記事を書いていて思ったのは、この章は神々とかいったファンタジー要素もそうですが、他の章に比べてより人間ドラマ的な要素が多くて、読みごたえがあったように思います。
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最後に
ということで、「ケルト神話について」のシリーズをまとめた記事を紹介しました。
しかし、こうやって並べてわかったのですが、我ながらアイキャッチの画像選びのセンスが無さすぎてワロエますw
まぁそれは今後精進するとして、ここで紹介したのは主だった部分で、この流れで紹介できなかった記事もあるのですが、タグ「ケルト神話」から他の記事も見ていただければ嬉しいです。
では、最後までお読みいただきありがとうございました。